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撮影報告 その63 大間にて

宿の部屋から見える漁港。

 

20111127日。

雨。宿のお母さんが、私たちが今日漁の撮影に行くと勘違いしていておにぎりをつくっていた。

おにぎりを食べ、午前中はゆっくり過ごす。私は事務仕事。

午後、大間温泉に行く。

ゆっくりつかった。

温泉で昼ご飯を食べようと思ったら、もう食堂は終わっていた。

帰りがてら何軒かの店に行ったがみんなしまっていたので、仕方なく宿に戻ると、お母さんが、おでんと餃子をつくっていて、部屋までもってきてくれた。

それを食べたらおなかいっぱいになってしまった。

大阪の岸本くんから電話があった。

彼は「空想の森」の録音部だった。

今は稼業をついで大阪で果物問屋をしている。

一坪君がミキサーやキャメラマイクについてわからないことを岸本君に聞いた。

私も久しぶりに彼と話をした。

すっかり大阪の商人になっていた。彼は彼でがんばっているのだった。

嬉しいのだけど、いっしょに映画をつくっていきたい仲間だったので何か複雑な気持ちになった。

山本さんから電話が来た。

明日予定通り6:00に下手浜漁港に集合ということだった。

明日はなぎでそれほど寒くないだろうと山本さんは言った。

撮影のイメージをつくるため、山本さんにいくつか質問した。

明日の漁のだいたいの流れはわかった。

電話を切って、さっそく一坪くんは機材の準備にかかった。

山本さんの漁船。宝昭丸。

山本さんの船かある下手浜漁港までの道が不安だったので、下見に行く。

その後、夕食は大間のマグロを食べに行く。

やはり大間のマグロはうまかった。

どういう映画をつくりたいのか一坪君に話をしたので、今回の漁の基本的に撮影は彼にまかせる。

明日の撮影の準備をして早めに寝た。

私は興奮してなかなか寝付けなかった。

お腹が調子悪かったのでそれだけが心配だけど、なんとか乗り切れるだろう。

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