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「風のたより」まことの里上映会の感想です

上映日 2018年5月7日

会 場 まことの里(千葉県・大多喜町)

映画を観て。

人の幸せって、とてもゆらゆらしたものだなと感じました。

外から見て、幸せそうだったり不幸そうだったり。

そんな外側から見たものではなく、本人が決めるのだけど、

それでもやっぱり、ゆらゆらと不確実なもので、

その中で、人はもがきながら選びとって、

幸せを感じるものを探して生きるのだなあと。

人をうらやむ暇はない。

自分の人生生きるのが幸せのもとと思いました。

(女性・革職人)

ドキュメンタリー映画の面白さは観察の面白さだと思います。

この映画も長さを感じないくらい面白く拝見させて頂きました。

何てことのない日常を切りとる。

そしてもちろん答えは出せない。

でも、そこが何よりもリアルで、誠実で、

この世界そのものだと感じ、とても感動しました。

また、映画が進むにつれ、(多分撮影が進むにつれ)

撮影したい側と撮影されている人々の距離が徐々に縮まっていく感じがして、

長い時間をかけてゆっくり関係性を築き、

想いを共有していったのだろうなと思い、

力強さを感じました。

とても面白かったです。

今日は本当にありがとうございました。

また機会があれば、第1作も拝見させて頂きたいと思います。

(男性・29歳)

こんなに自然体でたくましくかつ快活に自分の居場所をみつけて生きている姿に感動しました。

今の時代に、この豊かさという洪水の中にいて、

このような地に足のついた生活をしている若者がいるということはおどろきです。

ちょうど、私の子ども世代の若者です。

父親の手伝いをしていた小さい少年の顔、目つきが精悍で…

子育ての原点のような気がしました。

(女性・67歳)

3.11が起こった時のことを思い出しました。

その時は何も考えられていなかったけれど、今は次世代にどんな世界を残せるのかと

考えるようになりました。

日常におわれて、忘れていた自分の大切にしたいことを思いださせてもらいました。

家族とのあり方もゆっくり考えてみたいと思います。

ありがとうございました。

(女性・31歳)

とても温かい場の空気でリラックスして観ることができました。

「命」を映画の中にたくさんみました。

動物たち、自然、子どもたち…

食や子どもたちとの時間、交わりを大事にする暮らし。

改めて自分は何をして何を大事にして生きていきたいのかを

考えるキッカケになった気がします。ありがとうございます。

(女性・28歳)

撮影する側の自然体で構えない姿勢が映像全体に出ていてよかったです。

うまく言葉には表現出来ませんが観せていただいてよかったです。

ありがとうございました。

(女性・63歳・主婦)

[…]

「風のたより」いわき上映会の感想

上映日 2017年11月19日

会 場 平コノイエ(福島県いわき市)

 

始まるまで、どんな内容なのか正直ドキドキして不安でした。

でも、子供達や動物たち、自然、そこで生活する人々のそのままの姿を淡々と映されていて、カメラワークがとても見やすくて、いつのまにか見入っていました。

反原発のメッセージもありつつ、自然を大切に命をいただいて生きる姿に共感しました。

余計な説明がないぶん、じんわりと心に伝わるやさしい映画でした。

ありがとうございました。

その後の出演した方々が気になります。

(女性・45歳・主婦)

3時間の上映時間は全然長く感じませんでした。

今、2017年に観るとどう感じるのだろうと思って

観始めましたが、むしろ震災以前の(遠い近い昔)

日本から今につながる物語として

静かに観させていただきました。

(女性・44歳・画家)

そこに住む者、住んでいる人として、起きてしまった事を悲観的に考えていなく、

前向きに生きていく姿に感動しました。

子供たちの笑顔が、守っていかなくてはならないとより強く想って、

今後も自分が出来る事をやっていきたいと思えた映画でした。

ありがとうございました。

(男性・44歳・会社員)

3.11をいわき市で経験しました。

子供も居ますし、どこか蓋をして過ごして来ました。

今日映画を観まして、前向きな気持ちと考え方に感動しました。

ありがとうございました。

(女性・44歳・会社員)

自然な息づかいの作品でむりなく出演者に近づけました。

3.11からずっと考え続けてきたことが、同じような結論だったので、なっとくしながら、

こうして暮していくしかないなーと思いました。

どこに暮していても、大切なものを感じ、大事にしながらすごして生きたいです。

(女性・62歳・アート製作)

パン屋さん達の生き方にあこがれます。

家族と夢は全てのパワーになると思います。

原発については以前から全面反対と思っていました。

(女性・63歳)

幸せについて考えました。

(女性・会社員)

とてもやわらかく、ゆったりとした映画でした。

原発事故という大変な背景の中で

「ああ、ゆったりと生きれるんだ」

と、感じられるような。

出演した方々も心の中や現実問題はむずかしいことがたくさんあると思いますが。

きっと本質的にやさしい方々なんだと…。

(女性・54歳・フリーペーパー編集)

周りでいろいろと考えながら生活をしているのだなと思いました。

こんなことがないと、なかなか自分の枠を広げて人の考え・生き方を知る機会もないな…と思います。

原発ということだけでなく、どう生きるのか、どう生活していくのか、という根っこの部分が語られているような気がしました。

嫌な出来事だったけれど、いろいろな方と様々なことを考え続けている出来事だったと思います。

貴重な機会を有難うございました。

(無記名)

ありふれた日常が突然なくなる現実

[…]

「風のたより」郡山上映会の感想 

上映日 2017年11月18日

会 場 アートスペース傘(福島県郡山市)

 

人や動物や自然が調和、共に生きているのが見ていてよい風景でした。

これからの何かはじめるヒントをもらいました。

(女性・37歳・自営業)

わたしは去年春までは福島県伊達市月館町に住んでいました。

全村避難になった飯舘村のとなり町です。

震災からずっと、放射能の影響が怖くて仕方なかったのですが、

混沌としていた日々をやりくりすることにせいいっぱいで、

何一つ声をあげることも意志を表すこともしない自分を、

非難されてもされなくても恥じていました。

この映画を見て、生き生きと自分たちの生活をする中で、

その大切なものを守るために嫌なものは嫌だと言う、

それだけのことなのかもしれないとかんじました。

どちらの家族もすっごくステキだなーと思いましたが

自分がするなら山羊のチーズのかたの暮らしがいいなーと、

これからの暮らしがより楽しみになりました。

ありがとうございました。

(女性・41歳・木工こもの作家)

より多くの人に見てもらえたらと思いました。

(男性・43歳・自営)

昨年、北海道を訪れた際、マスキくんからこの映画の存在を聞き、

いつか…と思いながらの今日。とても楽しみにしていました。

原発に間することは自分も含め、とても個人的でそれぞれの取り組みとしか言えないのですが、暮らしぶりを目にできるという意味でも素敵な中立に立った映画だと思います。

次回(たぶん来夏7月)また北海道を訪れた際には山田農場をたずねられたらいいなあと感じています。

感想ではなくすみませんが、これからも深めていってくださいねー。

(男性・42歳・木工)

上映時間の3時間と撮影期間2年間とあれからの時間6・7年間。

「映画のラストシーンを見れば、いつでもスタート地点に立てる」

ような気がしました。

(男性・41歳・会社員)

福島だけじゃない原発の問題。

ほのぼのしつつもしっかりと見させていただきました。

チーズが食べたくなった。

(30歳・会社員)

それぞれの世界観が見れて、楽しかった。

また、震災について、今後自分がどう向き合えば良いのか、

考えるきっかけになりました。

(無記名)

会場のふんいきがとてもよかったです。

カフェコーナーも最高でした。

船上の撮影はゆれると思うのに、上手いですね。

何度観ても新鮮で登場する人たちとは

もうお友だちのような気持ちです。

3時間はぜんぜん長くない。

映画と時間を共有している感じ。

(男性・59歳・農業)

一人ひとりの思いが集まると、とても大きな力になると感じました。

すてきな空間での上映会、とてもよかったです。

(女性・31歳・保育士)

人も動物もとても魅力的でした。興味深く面白く拝見しました。

[…]

上智大学上映会 みんなの感想です

上映日 2017年7月29日 会 場 上智大学四谷キャンパス(東京都) 主 催 上智大学グローバル・コンサーン研究所 記 録 「風のたより」上智大学上映会 その1

まず題字が素晴らしい。 シンプルで美しくぶれない力強さ、まさにこの映画を象徴している。 そしてこの映画に登場する人たちの生き方そのものでもあるような気がする。

画面から風の香り、食べ物の匂いまでただよってくるような生命の輝きにあふれていて感動した。 「昨日と変わらぬ光景」のくり返しである日常の大切さを愛を込めて描いている。 声高に反原発を叫ぶ以上の静かでパワフルなインパクトを感じた。

ありがとうございました。(猫ちゃん達もよかった)

(女性・60代)

30~40分遅れての参加でしたが、多くを感じ取ることのできた上映会でした。 映画は予想を良い意味で裏切り、涙と怒りの物語ではなく、美しい日々を共に感じて、 観る人がそのくらしを守っていくことの意味を感じ、そこから原発建設のちぐはぐに思い至る内容でとてもすばらしかったです。 関東での映画会もすてきでしたね。 山形にも何とか足を運べたら良いなと思います。

(女性)

一人一人の人、一つ一つの場所の日常が欠けがえのなく、 その一つ一つが世界であり、等しい価値であることを実感しました。

(男性・50歳)

いい顔をした人が多かったなあ。 力作なので、また観たいと思いました。

(男性・55歳)

映画はもちろん、監督のお話、かけつけた方々と共に とてもアットホームで素晴らしい上映会でした! 原発事故や裁判→日常が大切という視点が定まっていったというお話に納得しました。

「風のたより」感想 チーズ工房千sen

上映日 2017年7月9日

会 場 チーズ工房千sen(千葉県・大多喜町)

主 催 チーズ工房千sen

3.11をきっかけに夫々の家族のスタートの形があるのだと知りました。

さらに広く夫々の立場のご家族を取材していただきたいと思います。

たとえば原発賛成者、工事関係者など。

これらの方々も3.11を機に何か大きく変わってしまったものがあるのではないかと思います。

(男性・62歳・鍼灸師)

もう一度見たい!見おわってすぐそう思いました。

いろんないのちがつながっているなと感じました。

その中で、いろんな出来事が日々おこり、

それでも生きているたくましさ。

映像の中にいた家族たちの風景が、

まるで、友人の食卓に自分もいるようなきもちになりました。

ステキな時間をありがとうございます。

(37歳・女性)

一貫して懐かしい思いで観ました。

若者達のたくましさが嬉しい。

(女性・73歳)

日々の生活の大事なこと、

普通に生きていくことがむつかしいことになり、

それでも人は生きていく…

前をむいてということが淡々とした言葉にもでていて

本当にいろいろ考えさせられました。

ありがとうございました。

(女性・67歳)

私には難解であった。

自然が素晴らしかった。

大多喜町でも筍や米等の検査や出荷制限がなされ、

原発事故の影響の大きさを感じた。

(69歳・男性)

若者達の力を感じるドキュメンタリー。

楽しませて頂きました。

特にラストの映像がよかった。

(55歳・男性)