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旅する映画 その61 北海道・月形町


会場入り口にて。事務局長の尾崎さん

2010年9月11日。
秋のさわやかな気候の中、私は月形町に向かって車を走らせた。

月形町は札幌と滝川の間に位置し、札幌から50キロほど北

。一番近い大きな町は岩見沢。

上映するまで、私はこの町を全く知らなかった。

人口は4000人ほど。

お米と切花の生産が盛んな町だ。

去年の空想の森映画祭で映画を見てくれた釣崎等さんが、

「自分の町でもぜひ上映したい!」と思い、この町での上映が決まった。

釣崎さんは10年ほど前に仕事をやめ、札幌から月形町に移住してきた。

そして自分の町を暮らしやすくそして面白い町にしたいと日々奮闘している。

今回の上映は月形町社会福祉協議会主催(社協)。この組織も初めて知った。

社会福祉協議会とは、民間の社会福祉活動を推進する事を目的とした営利を目的としない民間組織。地域住民・民生委員・社会福祉関係者の参加・協力のもと、地域の人たちが住み慣れた町で安心して生活することができることを目指している。

主な活動は福祉サービスや相談支援・ボランティアや市民活動への支援・共同募金の協力など。


左から岩崎さんと釣崎さん

会場に到着すると社協の事務局長の尾崎さんが出迎えてくれた。

入り口には地元の高校生手作りの映画のポスターが立てかけられていた。

そして早速上映の準備にかかった。会場は100人ほど入るホール。

スクリーンも大きくてなかなかいい。

会場備え付けの機材にDVカムデッキを接続。

画は出たが音がどうやっても出てこない。

仕方ないのでDVD上映に切り替えた。


会場の外のロビーでは、地元のお店が出店していてにぎわいをみせていた。

もちろん共同募金のブースもあった。

今回はこのおかげで上映会ができたので私も募金した。

この日なぜか月形町の宿がどこもいっぱいだっだそうで、岩見沢に宿をとってくれた。

打ち上げでお酒を飲むので、車を宿に置きに行く事に。

社協の職員・岩崎さんの車について岩見沢の宿まで行き、帰りは社協の車に同乗して月形に。

道中、岩崎さんと色々話した。

彼は月形生まれの月形育ち。そしてその町で働いている。

会場では上映の前に釣崎さんとその友人の加藤さんがニミライブをしていたが、私が会場に戻るとちょうど終わったばかりだった。

残念。

上映時間が近づくと、人がどんどんやってきた。

結局、90人くらいの方々が見にきてくれた。

私はいつものように一番後ろからお客さんといっしょに観ていた。

しょっぱなのシーンから笑いや隣の人とはなす声が聞こえ、それが絶えなかった。

初めてこの映画を人にみせた新得のお披露目上映のような雰囲気だった。

そんな感じだったので私も大変面白く映画をみられた。

やっぱりいいよなあ、「空想の森」って。とまた思った。

上映が終わり、釣崎さんとトークをした。

釣崎さんもやっぱり私と同じようなことを感じていた。

上映中に隣の人と話す声が聞こえ、それがよかったと。


左から宮下裕美子さん、春木佐栄子さん

ロビーに出ると、二人の女性に声をかけられれた。

一人は宮下裕美子さん。

彼女は17年前に月形に新規就農してきて、今は町議会議員もやっている。

就農したころの気持ちを思い出したそうだ。

もう一人は春木佐栄子さん。

自由学園出身だそうで、5年前に月形に新規就農。

切花農家をしている。

映画がとても心にひびいたそうで、知り合いの東京のカフェでも上映したいと言ってくれた。

今回も嬉しい上映会だった。

一人でも映画が心にひびいた人がいるだけで、冥利につきる。

打ち上げは地元のレストラン。

上映会のスタッフや協力者10人ほどが集まった。

釣崎さんたちは、ここで2曲ほど歌ってくれた。

地元の店などを題材にした歌はみんなに受けていた。

小さな町に夢をもって人がやってきた人たちがいる。

自分たちの暮らしている町を活気があり暮らしやすく面白い町にしようと奮闘する人がいる。

そういう人たちと「空想の森」がつながり、一緒にものごとができることを、私は本当に嬉しく思う。

左から岩崎さん、尾崎さん、加藤さん、釣崎さん

翌日、三笠まわりで十勝へ。

富良野も通るので、前から上映会を自分の店でやってみたいという青木さんの店によることにした。

店の名は「チユプカ」。

北の峰にある。


チユプカ。富良野。北の峰。

青木さんは近くでバイトをしていたが、その合間にお店で少し話をした。

いつかここで上映会をやりましょうと。

コーヒーがとてもおいしかった。

青木さんと一緒に店をやている藤原花梨さん。

狩勝峠を越え、新内ホールに寄った。

9月17日から始まる空想の森映画祭の搬入の日だった。

私が着いた時、ちょうど全ての作業が終わった頃だった。

今年は井上さんを中心に非常に準備よくすすんでいる。

こんなの初めてではないだろうか。

17日から15年目の空想の森映画祭が始まる。


後列中央が事務局長の井上さん。右が古川さん。

前列左が1回目からのメンバーのいんであん

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