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撮影報告 その67 大間から函館へ

宿の部屋から。
2011121日。
雪。雪の結晶がきれいに見えた。
気温が低い。
大間郵便局。
朝ごはんの後、宿の近くの神社にお参りをした。
そして、雪降る中、大間町公民館、役場、郵便局の外観の撮影。
一坪君は当たり前のことだが、狙いをしっかりもって色んなパターンで撮影している。
私は今まで一人でやってきたので、人といっしょにやる良さを味わった。
大間町役場。
あさこはうすへ。雪はやみ、時折太陽が射したりしてきた。
山本さんから借りた脚立の上から、 一坪君。

丘から見えるクレーン。すぐ脇に原子炉建屋がある。
小高い丘まで歩き、有刺鉄線、送電線、クレーン、あさこはうすなどを撮影。
あさこはうすの敷地は有刺鉄線で囲われている。
あさこはうす。

畑はうっすらと雪がかぶっていた。

あさこはうすにて。こんな雲も見えた。
12時半を過ぎた頃、少し急いで山本さんのお宅へ向かった。
まず昨日撮れなかった山本さんの家の外観、玄関に20年以上も張り続けている「原発はいらない。漁業を守ろう」のステッカーの撮影。
雪が激しく降ってきた。
それが終わって板の間で、台所にいた金魚の撮影。
そしてお茶を飲みながら山本さん夫婦とおしゃべり。
この天気で今日は漁は休み。
孫の女の子も来ていた。
ポッキーはストーブの前で横になっていた。
昨日、山本さんに「空想の森」のパンフレットを渡していた。
パンフレット全部よみましたよ。
とてもいいですね。
意外なこともありました。
と山本さんがいったのでびっくりした。
話の中から、撮影日記も読んでくれていたことが分かった。
なんだかとても嬉しかった。
試写用DVDも渡した。
映画を気に入ったら、大間で上映会をやろうということになった。
そしてフェリーの時間があるのでもっと話をしていたかったがおいとました。
結構ギリギリの時間になっていた。
宿に戻り、大急ぎで荷物を車に積み込んだ。
宿のお母さんは昼食べていないと知ると、おにぎりやりんごを持たせてくれた。
挨拶もそこそこにフェリー乗り場へ急いだ。
函館につき、七飯の親方の家に寄り、一坪君を紹介した。
そして、すぐに山田農場へ。
6時前に到着。
ちょうど搾乳をするところだった。
冬はヤギは絞っていない。
牛のベーコとメイだけ絞っている。
この前種付けが終わったばかりだそうだ。
あゆみちゃんが搾り、圭介さんはエサやりなど。
山田農場にて。
仕事をしながら、私は二人にざっと大間の山本さんのことを話した。
山本さんにぜひ会ってもらいたいと思った。
優作、耕作も元気だった。
あいかわらずかわいい。晴作は圭介の背中に揺られていた。
そして晩御飯をごちそうになった。ごはん、豚肉、ごぼう、人参のスープ、大根と人参の和え物、そしてチーズ。
おなかにしみわたるようだった。
一坪君は山田農場に泊まらせてもらい、明日の朝の仕事の撮影を彼にまかせることにした。
ひとしきりしゃべり、22:00時前、私は親方の家に戻った。
親方たちはもう眠っていた。
明日は午前中、野村さんが山田農場に「青いポスト」(函館の情報誌)取材にやってくる。
それを撮影させてもらうことにした。
犬のミッシュはソファーで仰向けになって寝ていた。
猫のペコはストーブの前の篭の中。
私は12時頃まで事務仕事をする。
そしてソファーに置いてあった湯たんぽを持って私も眠りについた。

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