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撮影報告 その143 秋の山田農場にて

こなひき小屋

2012年10月1日。

2日間お世話になった親方の家を後にしてこなひこ小屋へ。

パンを買う。

それから山田農場へ向かった。

城岱牧場を通った。

山越えの道で冬季閉鎖になる。

 

 

函館の町が素晴らしくきれいに見えた。

車を止めて、道すがら3か所で撮影をした。

ああ、3.11後、この函館でどれだけ濃密な時間を過ごしたのだろうか。

 

昼前に山田農所に到着。

キラキラしていた。

 

メイの子どものサン。

 

畜舎の前で、サンが気持ちよさそうに太陽の光をあびながら寝そべっていた。

この子がメイの子供。

ついこの前生まれたばかりのメスの子牛。

とってもかわいい。

何でも、メイは林の中でサンを産み、近くの崖からサンが転落。

林の中でモウモウと鳴いているメイ。

炭のバイトから帰ってきた圭介が崖の下に行ってみるとサンがいた。

サンをかついで道の方にぐるっと回り込み運び込み、サンは無事保護された。

そしてあゆみちゃんはこの子はウチの子にしようと圭介に懇願したそうだ。

 

 

福島で酪農をやっていた人で避難をしている人が、つい最近山田牧場で数日間いっしょに働いたそうだ。

その話をあゆみちゃんがひとしきりしてくれた。

とてもいい出会いだったそうだ。

 

福島の人に北海道の野菜を送る活動も順調にできているそうだ。

仲間といっしょに心のこもった支援を着実にしているあゆみちゃんが大きく見えた。

お昼ごはんを、いっしょにごちそうになった。

 

 

チーズを買って山田農場を後にした。

 

世の中は動いていく。

私たちも変化していく。

食べ物をつくり、暮らしに関わることは人任せにせず自分でやり、

お金が少しでも生きていく技術を持ったあゆみちゃんと圭介さんの暮らし方は、

私には光り輝いて見える。

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