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撮影報告 その151 岩田紀子さん 農カフェ その1

2012年10月11日。

昨日甲田くんに教えてもらった店でお昼ご飯を食べる。

高崎名物のカツ丼の店。

オープンキッチンでL字型のカウンター席。

昼どきの時間を外して行ったのにほぼ満席だった。

そしてまだ次々お客さんがやってくる。

 

私はカツが3枚乗った、A丼を注文。

素早く出てきた。

ころもが薄くて私好みだった。

醤油味のカツがなかなかおいしい。

しかも400円。

大満足。

 

車のカーナビの電源をとるシガーライターが壊れてナビが使えなくなって困っていた。

道すがらのニッサンに寄って見てもらう。

ニューズが飛んでいたとのことで、新しいものを入れて直してくれた。

感じのいい整備士さんで、無料でやってくれた。

お礼を言って榛東村の岩田家へ向かった。

ナビが使えるようになってホントよかった。

前橋からすぐだった。

榛東村は前橋市のベットタウンのようなどころだそうだ。

 

 

15:00過ぎ、到着。

ヤギのユエが首から長いヒモをさげたまま玄関の前にいた。

玄関の戸をあけると、土間のたたきにコウキちゃんが座っていた。

「こんにはー」と叫んでも誰も出てこない。

コウキくん。

とりあえず車から荷物を下ろして部屋に置こうとしたら、ユエが寄ってきた。

ユエは竹渕さんのところのマキバの子供で、吾妻で百姓をしていた正美ちゃんが飼っていた。

初夏に彼女が結婚し、嫁ぎ先にユエを連れていけなかったため、岩田さんがユエを引き取ったのだった。

ユエ。

頭をナゼナゼしたりして始めはかわいかったのだが、そのうちユエの頭突きが始まった。

本人は遊んでいるつもりなのだろうが、ガタイがでかく力も強いので、私は突き飛ばされそうだった。

ユエに角がはえていなくてよかった。

「やめなさい。あっちいって。」なんて言ったって聞きやしない。

岩田紀子さん。

そうこうしているうちに、岩田さんが軽トラで畑から帰ってきた。

ユカリちゃんもランドセルをしょって帰ってきた。

今年から小学生になったのだ。

 

ヒサコちゃんとコウキくん。

 

ユエを元の場所に戻し、家の裏に回ると、岩田さんの妹のヒサコちゃんが栗を煮たり、ロケットストーブでケーキを焼いたりしていた。

テーブルも置いてあったりして、暑い時期はバックヤードでご飯を食べたりしていたそうだ。

岩田さんがノンアルコールビールをもってきた。

バックヤードで再会を祝して乾杯した。

ばあちゃん。

今年の2月13日、岩田さんのばあちゃんが亡くなった。

ばあちゃんは、普段と同じように食べて、寝て、

翌日の朝、起きてこなかったそうだ。

96歳だった。

岩田さんにとってばあちゃんは、大きな大きな存在だった。

この家にばあちゃんがいないのは寂しい。

コウキくんとばあちゃんは少しだけ一緒に暮らすことができた。

「コウキはいい子だねえー。」

とばあちゃんはコウキくんの頭をなぜながら言ったそうだ。

私は仏壇に手を合わせ、ばあちゃんにこの一年の報告をした。

ばあちゃんが亡くなる少し前、岩田家に新しい家族が増えた。

コウキくんだ。

施設から岩田家にやってきた。

みんなにかわいがられ、毎日モリモリ食べている。

この一年、岩田家は色々なことがあったのだなあ。

ユカリちゃんとコウキくん。

ゆかりちゃんとひとしきり遊ぶ。

一年前よりだいぶ背が伸びていたが、相変わらずやんちゃな女の子。

 

夫のタダオさんは電気屋さんをやめて、岩田さんといっしょに農業をやりはじめた。

しかし、この1週間は電気屋の仕事を頼まれていて、その仕事に出かけている。

 

タダオさんが仕事から帰ってきた。

みんなで晩ごはんを囲む。

チジミ、大根場、シシトウの炒め物、古たくあんのいためもの、オクラ、ご飯。

ワインや地元の日本酒をいただきながら、楽しい夕食。

コウキちゃんは風邪気味で青鼻をたらしながらも、食欲旺盛。

 

 

タダオさんとコウキくん。

この晩、コウキくんが初めて歩いた。

タダオさんの教え方が上手なのだ。

みんなで歓声を上げた。

ユカリちゃんは明日バス旅行なので、早めに寝た。

ヒサコちゃんは、明日はコンカツデーとのこと。

 

ばあちゃんのこと、コウキくんのこと、放射能のこと・・・

一年ぶりの再会に深夜まで話が尽きなかった。

 

 

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