アーカイブ

旅する映画 その12  高崎から渋谷へ

2009年4月10日。
9:19発の高崎湘南ラインに乗って渋谷へ向かう。
今日は、早川由美子さんと会う約束をしている。
彼女も自主制作でドキュメンタリー映画(「ブライアンとその仲間たち パーラメント・スクエアSW1」)をつくり、
それを今年の空想の森映画祭に応募してきたことが縁で知り合った。
東京の人だったので、同じ作り手として個人的に話をしたいと思い連絡を取ったのだ。
車中、どっと疲れが出て横たわりたいくらいヘロヘロだった。

11:10。渋谷着。待ち合わせのハチ公前に座ってぼんやり町を眺めていた。
やたらに騒々しい。音があちこちから耳に刺さってくる感じだ。
待ち合わせまで時間があるので、交番でコインロッカーの場所を尋ね、大きな荷物を預けた。
12:00に早川さんが私を見つけて声をかけてくれた。
早川さんのお勧めのチェコ料理のお店に向かって二人で歩き出した。


早川由美子さん

早川さんは、ジャーナリズムの勉強のためにイギリスに留学していた。
その時、国会議事堂の前で反戦運動をする人たちと出会い、キャメラを回し始め、
一本の映画を完成させ、今上映活動をしている。
私と共通するところもあり、お互いのことを色々話した。

おいしくご飯も食べ終え、場所を変えて一杯飲みながら話そうと、
私たちはセンター街の方へ歩いた。
そこで目についた台湾料理の店に入り、まるテーブルに座った。

せっかくだから、映画をつくっている友人たちも呼んでいっしょに話そうということになり、
私は、自分の仲間の一坪悠介君、新井ちひろさん、橋爪明日香さんに電話をした。
数時間後みんなやってきた。
早川さんも、根来さん、岡さん、向笠さんという映画仲間に電話して同じくみんなやってきた。
まるテーブルは8人でいっぱいになった。
そこで私たちは3時頃から夜10時過ぎまでずーっと飲みながら話をしていた。
私はいつの間にやら疲れも吹っ飛んで、すっかり楽しんだ。
作り手同士で話すことは、あまり機会がなかったので、こうして話せることは私は嬉しかったし、
刺激になったし、私もがんばろうという気持ちになった。
また、東京に出た時はみんで会いたい。 

Leave a Reply

You can use these HTML tags

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>