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北海道森町・ハル小屋にて 2009年9月29日

「空想の森」感想いろいろ 2009年9月29日・北海道・森町 ハル小屋にて 上映してくれた人 : こなひき小屋 おかみさん、ハルエさん ありがとうございました!

ドキュメンタリー映画はあまり見ないので、はじめは少しとまどいつつ見ていましたが、途中から山田さん、宮下さん一家の様子にどんどんひかれて、とても楽しく見終えることができました。山田さんちのお子さんの様子や、宮下さんご夫婦の野菜をめぐるプチゲンカ、音楽隊(バンド)のサックスのひっくり返る高音、ちょっと酔っ払った様なトランペットのヘタウマな演奏などなど、細部に笑ったり感心したりしつつ見ていました。チラシを見た時は学舎メインの映画と思っていましたが、最後の監督のお話でそうではないと聞き、納得しました。ほんの一部分とのことでしたが、日々の様子、お仕事の内容、とても面白かったです。特にチーズ作りは圧巻!!でした。赤いTシャツの男性のあまりのキン肉マンぶりに驚きましたが、あの作業のたまものなのですね。また、登場している人たちとの距離感がとてもいいなあと思ってみていました。今日はすてきな映画をありがとうございました。 (女性)

製作途中の上映会の時拝見しました。あの時は正直どうなるのって感想でしたが、今回一つの作品が誕生していて感慨深かったです。色々なドキュメントの表現方法があるのでしょうが、映像にもっと説明やら(何をやってるとこだとか)、製作者のコメントやら入ってもいいのではと思いました。ただ、それは私の感想で、実際の登場人物の姿を見て、そこから感じられるものをくみとってほしいというのが意図なのでしょうか?!見終わった後に単純によかったーとは思えず、実生活が生々しく感じられて、少々哀しい気持ちになる部分もあり、もちろん充実感を感じられる部分もあり・・・又、共働学舎の生活がいわゆる一般の生活とは少し違い、そこでの生活と個人の生き方の間で揺れ動く心も痛いほど伝わってきて、なんだかすっきりしない感じも残ったりして・・・まあそんなことをいっぱい感じさせてくれるステキな映画になっておめでとうございます。 (女性)

映画を見て思う事がたくさんあって、すぐにはまとまりませんが、人と人とのつながり、人がいて自分がいる事を強く感じました。私はパン職人になりたくて、そして今パンを作る場所にいて、そんな中で、結婚&出産をして、なんだかさとみさんが自分に見えていたりしました。なんだか想いが全然まとまりませんがとにかく色んな事を感じました。守るべきもの、守りたいものがある。それを常に想って生きていきたいです。そして何よりとっても大切なもの。それは家族と仲間です!!仲間にも恵まれ幸せでござる。 (女性)

そういえば、ドキュメンタリーというものを初めて見たんだなあと思いました。とても生々しいというか、生活が出ていて聡美さんの話している顔、ふとだまって考えている顔、あかりちゃんを見つめる顔。とても胸がぎゅっとなりました。色々な人に助けられて、支えられて生活してるんだなと。この映画が流れている時間、何してるんだろう・・・と考えちゃいます。 (女性)

仕事とは感謝のあらわれた形だなーと思っている時だったので、7年という映画のできる育まれる時間と仕事を通して強く感謝しております。生活のためのエネルギーを映画からもらってしまいました。頑張ります。どうもごちそうさまでした。 (男性)

とても「憧れの生活」という映像ばかりで素敵でした。普段見ることのできない器材や風景は興味深かったです。自分達の手で作った食品は格別においしいのだろうなと思いました。実際共働学舎に足を運んでみたいです。 (女性)

宮下さんご夫妻のやりとりがとっても好きでした。他に出てくる人も空気も野菜も牛もコーヒーも音楽も・・・ぜーんぶあったかくて幸せそうで、うれしい気持ちになりました。ありがとうございました。 (女性)

ありがとうございました。とても素朴で、普通の生活をずっと映しているのに、心が温かくなりました。皆が食堂でご飯を食べているシーンは、感動して涙があふれてきました。障害を持った方や色々な人の壁がまったく無く、心がほっこりしました。生きることは食べること、つくづく考えさせられました。じっくり、ゆっくり時間をかけて野菜を育てる、収穫する、皆で食べる。自分は面倒な事から離れている生活だなと考えさせられます。色々思いをめぐらせる事ができた時間でした。 (女性)

とっても幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。素敵な空間と、おいしいごはんと、映画と、幸せをありがとう。今日たまたまeco villedgeについての講義を受けたばかりでしたので、共同生活について考えさせられる一日でした。自然体に生きることの大切さを感じました。 (女性)

生産者の顔を四季を通じて見ることができてとても面白かったです。人間らしく生きていきたい、という思いをそれぞれの好きなことで表現することで、あのいきいきした顔になるのだなと思います。個人的には、冬の生活も見たかったです。素敵に生きている人と出会って、元気をもらって、楽しい人生を過していきたいものです。 (女性)

私自身とはまったく別世界をみせてもらいました。ただ農業をするのではなく、仲間との協力もあり、それによって自分のプラスマイナスはないにしても、独立を考え始めたことへの葛藤。一日一日が聡美さんを強くさせているとも思われます。同じ女性として、母として、頭が下がります。あかりさんが小さいうちは学舎で仲間の手を借りられる方が、後々の聡美さんのためになると思います。でも、いつかは独立して成功してほしいと思います。ご夫婦で農業と酪農はとても大変だと思いますが、ぜひ続きがみられればうれしいです。 (女性)

今日は大好きなこの場所で、素晴らしい映画に出逢えたと思いました。よく雑誌などで「学舎」の事は記事で見て存在は知っていましたが、詳しくはわからなく、今日映画を通じて、そこに暮らす人々の事までも知ることができ、本当によかったです。山田さんの物語・・・色々な葛藤や喜びや暮らしっぷり・・・幸せな生活をしてると感じました。それは私も山田さんのような暮らしにあこがれてるからだと思います。映画祭の事も非常に気になりました。あたたかな素晴らしい祭ですね。N’DANAも出演して・・・山田さんのバンドも・・・音があり、食があり、命があり・・・自然と共鳴しあって、すごい。もちろん厳しい事もあると思いますが都会に暮らしていて忘れかけている思いなどを思いおこさせてくれる、そんな映画と思いました。ありがとうございました。 (女性)

どうもありがとうございました。日頃から丁寧に暮らしたいと思っています。映画の中で「丁寧」にも色々あると感じ。(もちろんですよね)改めて「丁寧に暮らすことを心がけよう」と思いました。あと、監督さんのバイタリティかっこいいです。これからも発信して下さい。 (女性)

続編が見たいです。あかりちゃんは幸せだな。自分の子育てでは、畑や土の上で遊ばせる事をしなかったので、孫が出来たらやってみたいと思います。頑張り過ぎず、かっこづけず、それでいて現代に一番忘れられている生きる力を感じました。自分を見失っていない聡美さんや宮下さん、素晴らしいです。彼らからは、私も今日からすぐ少しずつでも取り入れたい姿勢がありました。悶々と悩みながらも決して感情をむき出しにしない聡美さん、学舎の皆も聡美さんがいなくなったら大変。ご主人も加わって・・・楽しみ。 (無記名)

今日は見てよかったです。編集の作業はさぞかし大変でしたでしょうね。「9時間」の作品も見たかったです。残りの人生、いかに・・・と考え中です。心に残る映画でした。参考になりそうです。又新しいドキュメンタリーの作品をぜひお願いします。 (女性・60代)

今日はありがとうございました。映鑑のNさんのお誘いで来ましたが、今日は秋晴れの自然いっぱいの大沼・駒ケ岳に触れる、まずよかったと思いました。映画では聡美さんと赤ちゃんが草取りのシーン・・・印象深く残りました。それと、学校の前の大木が・・・。普段あまり考えずに食べたり生活したりしていましたが、自然との触れ合いを大切にして本当の豊かなものを求めていきたいと映画鑑賞の後、思いました。3月まで障害児と関わる仕事をしていましたので共働学舎の他の面も知りたかったとも思いました。乱筆で申し訳ありません。田代さん、どうかこれからもがんばってください。 (女性)

今日はありがとうございました。毎日仲間に支えられているという事、当たり前でなくいつもその事に感謝しながら過します。小さい頃から祖父母が農家であったため、今は他界し、やっていませんが、私もあの赤ちゃんのように畑と共に生活していたので、大変なつかしくなりました。 (無記名)

読売新聞

2009年9月29日 読売新聞掲載 pdfで記事を見る

北海道・函館映画鑑賞協会創立29周年記念特別例会にて 2009年9月27日

「空想の森」感想いろいろ 2009年9月27日・函館映画鑑賞協会創立29周年記念特別例会 函館市民会館小ホールにて 上映してくれた人 : 函館映画鑑賞協会のみなさん ありがとうございました!

人々の生きる力強さを感じました。あかりちゃんの成長が伺えるのも愛らしかったです。きっとありのままの新得を映し出したかったのかと思いますが、田代さんとお話した所、すごく思いが強い方だと思いましたので、これから何か訴える内容を色濃くして田代さんの心感じるありのままの田代さん自身を魅せて欲しいと期待しています。また是非函館に来て下さい! (女性・27歳・自営業)

雑草も野菜も虫も人間も、土から命をもらって生きている。この映画を見ていると、そうやって命をつないできた先祖の血のようなものを感じて、なぜか快い。土にしっかり根を張って生きる姿がカッコよく、そしてうらやましかった。「空想の森」というタイトルが最初は感じなかったがラストシーンで、ピッタリ!と思った。 (無記名)

40年位まで近くの富良野に育ちました。新得には叔母、いとこが住んでいます。(富良野には母97歳、姉75歳夫婦が住んでいるので、年1~2回行っています。)いつか訪れてみたいと思っていました。JR線の狩勝峠が新しく(と言っても40数年前)なった時も通りました。農業主体でのんびりと暮らしているのがうらやましい。私はもう若くないし、色々と家庭の事もあり無理だなあ。残念。これからも良い映画を作って下さい。 (女性・61歳)

やっと見ることができて、うれしかったです。圭介さんから垣間見る共働学舎の空気が伝わってきて、そういうことかとほんの少しわかった感じがしました。うちの近所でも皆に見てもらえたらいいのに・・・。上映会の条件が知りたいです。DVDの発売とか・・・。いつか。田代さんの中で、伝えたいことの整理の仕方がきちんとしているのに、受け取る側の自由もあって、気持ちよかったです。 (女性・37歳・母親)

生活するってこと。足を地につけて生きていくということ。あかりちゃんの泣き声でなぜか泣いてしまいました。 (女性・57歳・主婦)

赤ちゃんをおんぶして畑仕事をしている聡美さんの姿がしみじみよかった。あかりちゃん、かわいいです。いつもスーパーで簡単に手に入る野菜やチーズ・そばが、こんなに人の手がかかるものなのだと改めて気付きました。自然に頭をたれてしまします。感謝の気持ちでいっぱい。「空想の森」ってよいタイトルですね。 (無記名)

よかった。 (男性・54歳・公務員)

生活の豊かさがぎっしりつまった映画でした。便利な生き方はさみしいものだと感じました。今日の日は本当に素晴らしい一日でした。ありがとうございました。 (女性・75歳・主婦)

少しモタモタしている感じがしましたが、こんな共働学舎が新得にあるなんて。そしてがんばっている。-すごいなーと紹介していただき嬉しく思いました。新得のチーズ、是非食べてみたい。野菜もおそばも・・・。今度新得地方に旅行してそして、各地から選択してやって来てそこに暮らしている人々を決して忘れないと思います。空想の森映画祭も初めて知りました。 (66歳)

音響について。1、バックに流れる音楽が良かった。2、録音が聞きずらかった。時に言葉が取れなかったが、途中から音の映像が入ってようやく。集録のレベルが大きすぎ、「人の声」と「その他の音」が混在した時には「その他の音」に「人の声」が消されていたと思う。 (男性・68歳)

とてもよかったです。感想は沢山あります。が、書いている時間がなくてスミマセン。 (女性・61歳・保育士)

無農薬野菜の共同購入を始めて28年経ちます。その頃、草取りを除草剤を使わない為に仲間達と手作業をしたので、映像の中にのめり込んでしまいました。友の会で共働学舎のことを知っていたので、昨年チーズが賞をもらったことなど、このようにして作るんだと感心しながらみせて頂きました。チーズを食べるとき、この映像も思い出すと思います。素敵な映画を楽しくみせて頂きありがとうございました。音楽も心に響きました。山田聡美さんも生き生きしていましたね。 (女性・60歳)

昨日は畑の草取りをしていたので、ちょうど映画でそのシーンでは昨日の私とラップして見れました。植えているのは特別な物ではないし、淡々と移っていく季節と実っていく作物がこの映画の主役だと思いました。 (無記名)

北海道の現実(リアリズム)と非現実(ファンタジー)がモザイクになっていて子供の頃の夢を何度も見せられている様だ。あかりちゃんの泣き声が心をゆすぶる。北海道人にとってはおもしろいね。時間が未来に流れてる。 (男性・51歳)

とてもうらやましく思いました。 (無記名)

子供をおんぶしての畑仕事、さぞ疲れることだろうと思い、子守の手伝いをしてあげたいと思いました。チーズ作り、そばの実落とし、芋の植え付け等の作業をおもしろく見ました。今の時代農業もすっかり機械化されていると思っていたが、昔のやり方で自分たちの手で頑張っている人たちがいるのを知ることができ良かった。 (無記名)

農業の難しさと素晴らしさが感じられた。映画の中で「音」が良かった。細かい音を拾っていた。 (男性・65歳・非常勤職員)

食は命と知識で判っていても食と育み出す自然の見方と関わり方をもう一度考え直すよい機会になりました。ありがとうございました。命を生み出すことは重労働、しかし工場のようなところで作る農作物は食べたくない。さてどうしたらよいかと悩んでいます。 (女性・60歳)

作物を作るということはこんなに大変なことなんですね。映画を見て改めて感じさせられました。農業に携わる方の日常を通して、普段あまり考えることのない問題を改めて考えさせられました。良い映画をありがとうございました。 (男性・50歳)

生まれ育った親と私の生活を思いおこしました。本当に今考え直さなければならない時だなと思います。自分の出来ることは少しずつ考えています。 (無記名)

とても良かったです。 (無記名)

自然の中での生活をみて、非常によかった。 (男性・62歳)

「閉された森の中」だけの世界なのだろうか。今の世の中からみたら、「ありたい」理想だけど、閉鎖的な感じで観た。テレビで小泉首相が出てるシーンをパチッと消すシーン。現実からの逃避の世界なのかな? (無記名)

何ごとも便利性を追うこの頃。こだわりをもって時間をかけながらの北海道の生活の様子が「豊かさとは」を考えさせてくれました。川崎から5年前、西大沼に移住したこと・・・間違っていなかったと今更ながら実感しました。ゆっくりじっくり観れた思いがします。 […]

北海道新聞

2009年9月28日 北海道新聞掲載 pdfで記事を見る

函館新聞

2009年9月28日 函館新聞掲載 pdfで記事を見る