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「風のたより」感想 いわき上映会 古滝屋

上映日 2018年3月17日

会場 いわき湯本温泉 古滝屋

主催 古滝屋

大間原発のことはくわしく知りませんでした。

3.11、同じ東北よりも、関東、関西の方からきこえる風評被害などばかり気にしていた自分がいます。

上映会のおかげで、もっと広い目で日本を見るという事が出来そうです。

また、この家族の今を知りたいと思いました。

小さな命、動物の命、大切にして生きたい。

(無記名)

昭和から平成、そして次の世代に移り変わる世の中、こういったハートフルな映画をもっと今の若い世代の方へ観て頂きたいと感じました。

(女性・46歳・派遣社員)

家に住まれてさつえいされたからなのか、とても自然体なインタビューが見やすかったです。

時に笑いあり、いやしありで楽しめました。

ありがとうございました。

(女性・35歳・歌手・飲食業)

ここまで家族の「暮らし」に注目した映画は少ないと思う。

どの家族も、自然との暮らしを大切にし、新しい命を大切にしていた。

その暮らしに中で、放射能の恐怖をどこかで感じていたように思った。

なぜこのようなきゅうくつにならなければいけないのか。

様々なものにほんろうされる人々の生活、そのはかなさを感じた。

(男性・23歳・大学院生)

色々考えさせられました。

福島原発を建設する時、反対した人がどれだけいたのか!

きっと今より情報が少なく良い事しか教えられず。

あとは土地を売ればお金が入ってくる!

原発建設はカソ地がねらわれるから、土地の人も活性化すると喜ぶ!

でもキケン性を知らない、教えられない。

か動すれば還付金が入る。その味を知っていると他の地域に住めなくなる。

働かずお金が入れば人間変わる。悲しいね!

大間の人、函館の人、それぞれの立場で考え方が違う。

どこに逃げても一緒だと思う。

最後にゴンちゃんがカッコいい!はい優さんみたい!

(女性・43歳・会社員)

今の子供の感想を聞きたい。

なにげにメシテロ?

(無記名)

以前ポレポレの映画館で原発を作るというある地区(村?町?)の現実にあった映画を見ました。

地区の人達のねばり強い反対の行動で開発されずにすんだ映画でした。

私自身、こんなことになるとは思っていなかったので、どうしたらという思いがありましたが、一から原発のことを知りたい、知ろうと思いました。

うまく書くことが出来ませんが、いわきの今の現状は表面は良くなって来ていますが、心の中のどっかにモヤモヤとした何かがあるような・・・

でも前を向いて生きていかないとと思います。乱文ですみません。

(女性・68歳・主婦)

震災・原発について、家族のありかた、考えさせられる映画でした。

(男性・28歳・会社員)

3.11からの人々の生活が生き方と共に撮られていました。

やはり残したいもの、守りたいもの、必要なもの、一緒に考えさせられました。

(女性・61歳・福祉系)

震災後、遠くで暮らす人達がどのように現実を受け止め、どのように考えていたのかが感じられて良かったと思います。

(男性・50歳・会社員)

前を向いて生きていく事を、いろんな気持ちをかかえながら生きているんだなと感じました。

(女性・50歳)

[…]

いわき上映会の旅 番外編その2

2018年3月21日。

信級の早春。

雪が降ってきました。

寒いはずです。

4月 5th, 2018 | Category: 自主上映情報, 風のたより | Leave a comment

いわき上映会の旅 番外編その1

2018年3月20日。

いわきを後にして、その足で長野の信級へ向かいました。

昨年9月の信級上映会で初めて訪れた信級。

また行きたいなあ、とずっと思っていました。

長野駅まで植野くんが迎えにきてくれ、早速、かたつむり食堂へ。

お店の前で次々と知人友人に出会います。

植野くんの師匠・炭焼き職人の関口近夫さんとも再会。

嬉しかったです。

なかなかお店に入れません。

かたつむり食堂の屋根の立派な柱!

かたつむり食堂の2階に部屋ができていました。

飲んで帰れなくなった人はここにお泊まりできます。

いわき上映会の旅 その7

2018年3月19日。

この日は一日船生さんがいわきを案内してくれました。

船生さんは、昨年7月、いわきからわざわざ栃木の益子の上映会に見にきてくれて、

見た直後、いわきでもやりたい!と言ってくれた人です。

そのおかげで、去年の福島ツアーが実現しました。

そして、今回の古滝屋さんでの上映会に繋いでくれた人です。

今までなかなかゆっくり話せる時間もありませんでした。

今回は上映会の後、1日ゆっくり船生さんと過ごせる時間も私は楽しみにしていました。

船生さんの話は本当に面白いです。波乱万丈、ドラマティックすぎます。

時々ポツリと震災の後の話になったりするのですが、それは本当に胸にきます。

どれほどの思いをしてきたのでしょうか。

めちゃくちゃ働き者で、一生懸命で、率直で、明るくて、美味しいお菓子をつくる船生さん。

出会えて本当に良かったです。

最初に連れて行ってくれたところは、久之浜の秋義神社。

海のすぐ近くにあります。

ここは津波が来て、その後火災が起きて63人の方が犠牲になったところです。

この辺りは住宅地で家がびっしり建っていましたが、ほとんど津波でさらわれてしまいました。

しかし不思議なことに、この神社の本殿はそのまま建っているのです。

この小さな神社が津波と火災から免れて今もここに建っています。

この神社の神様にご挨拶し、犠牲になった方々のご冥福をお祈りしました。

そして、私がぜひ行きたいと思っていた回廊美術館へ連れて行ってくれました。

なんと素敵なところでしょう!

2013年にオープンしたこの美術館。

今後99年かけて9万9千本の桜を植えていくそうです。

[…]

いわき上映会の旅 その6

2018年3月18日。

朝起きて、みんなで古滝屋自慢の温泉に入りました。

大浴場は違った趣向を楽しめるように何種類もありました。

そして朝御飯をいただき、みんなと別れ、私はスタディーツアーに参加します。

今回は楢葉町、浪江町、富岡町の沿岸部を1日かけて見て回るスケジュールを組んでくれました。大学生のグループも参加して総勢25人ほどのメンバーで出発しました。

里見さん、坂本さんがマイクを持って案内をしながらのツアーが始まりました。

里見さんは、初めにこんなことを私たちに語りかけました。

テレビや新聞の情報だけでなく、現場に立って、実際に自分の目で見て、感じて、

そのことを自分の家族、友人、仲間に話をしてほしい。そしてこれからも、このスタディーツアーを続けていきたい。と。

私は深く共感しました。

そして、行った先々で写真など自由に撮って構いません。

ツアーを始めた頃、参加者の方々が遠慮して写真をとらなかったので、初めに言うことにしていますと里見さんは言いました。

放射能、放射性物質の違いなどの基本的な説明をしてくれました。

今日の行程で線量の変化をみんなで見てみましょうということで、

里見さんから線量計を渡されました。

これはいわき市内です。

四倉から高速にのりました。

ここは楢葉の手前あたり。放射性廃棄物の入った黒いフレコンバックが空いている土地に積み置かれています。

このような風景は高速から何度も見ることになります。