アーカイブ

土曜の午後に

時々行く焼肉屋の斜め向かいにその店はあります。

パッと見ではなんだかよくわからないけど、素敵な店です。

よく行く蕎麦屋の通りでもあったので、ある日店に入ってみると、

やっぱり素敵な店でした。

日本でまじめにつくられているモノを売っていました。

店主の方が、また素敵な若者でした。

私は時々お店に行くようになりました。

「一本向こうの通りにウチとテイストは違うんですけど、この店と同じ頃にオープンした雑貨とカレーの店があるんですよ。こういう感じで、店が増えていってくれるといいなあと思っているんです。」

この辺り、なんだかいい感じにお店をオープンする人が出てきているんだなあと思い、

その店に行ってみました。

中に入ると、奥から店主らしき若者が出てきました。

彼は私を見ると、

「タシロさんですよね。ボクをおぼえていますか?コータです。高校生の時、映画祭を手伝った・・・」

「えー!あの時の高校生の?よく私をおぼえていたねー!」

と私。

20年くらい前、私たちがまだ30歳になったくらいの頃でした。

その頃の私たちは、毎年、新得空想の森映画祭をバリバリやっていました。

映画の選定、ワークショップの開催、ライブの開催などなど、かなり盛り沢山なことをやっていて、いつも人手が足りていませんでした。

そんなある年、地元の高校生たちが15人くらい映画祭をがっつり手伝ってくれたことがありました。

コータ君のことはおぼえてはいませんでしたが、素晴らしい高校生たちでした。

コータ君は高校を卒業して、海外をめぐり、そして地元に戻ってきて、雑貨・カレー屋をオープンしたのでした。

お店の内装も自分でやったそうです。

そして、映画の上映会もお店で開催したりしています。

すごいなー。頑張ってるなー。

次はカレーを食べに来ようと思います。

とても嬉しくなった土曜の午後でした。

祝福〜オラとニコデムの家〜

アナが監督した映画「祝福〜オラとニコデムの家〜」が6月の下旬から、

日本で公開されます。

この映画は昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペティション部門で、最高賞をとった他、たくさんの映画祭で賞を受けている作品です。

昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭での表彰式にて。アンナ・ザメッカ監督。

私も山形では見られなかったので、見にいきたいと思っています。

 

公開スケジュールはこちら

http://www.moviola.jp/shukufuku/theaters/index.html

予告編はこちらです。

想像をこえる日

夏に向かっているこの季節が好きだ。

日高の山々が今日も美しい。

太陽の熱を感じながら、車を走らせる。

キャメルの曲が流れてくる。

〜あなたの夢みたいな世界は

そんなつまらないことからはじまる

いつか想像をこえる日は

小さな無力なこの場所で〜

グッときてしまう。

そしてなんだか無性にマスキくんに会いたくなる。

2018年5月7日(月) まことの里 千葉県 終了

13:00 スタート

北海道に帰ってきました♪

ヨーロッパと千葉・大多喜町の上映を終え、1ヶ月ぶりに家に帰ってきました。

私を待っていてくれたかのように、庭の桜が満開でした。

とても嬉しかったです。

帰ってきて一番に庭に寝転がり、ネコたちと再会を喜びました。

庭仕事、やらなきゃいけない事務仕事などなど、やっていきます。

やっぱり、日本はホッとします。

そしてうちが最高です。