令和元年 6月29日
宮平の池田さんのお宅へ向かう。
宮平のバス停の向かいのお家だった。
道路まで出てきてくれていた。
越山さん宅が向かいにあり、越山さんご夫婦が家の前で二人で座っていた。
奥さんのタキ子さんは前に車で宮平を走っていたときに会った人だ。
4人でひとしきり話をして、池田さんの家へ。
せっかくなので撮影をさせてもらいながら、家を見せてもらった。
畑には色々な野菜が育てられていた。
かぼちゃ、ねぎなどは種採りをしているそうだ。
自分で作った炭窯、味噌蔵も見せてもらった。
池田さんは昨年99歳のお母さんを亡くしたばかり。
なんだかハリがなくなってしまったよ。とポツリと言った。
集落で引いている水、池田さんが独自で引いている水の2種類の水源がある。
宮平は水が枯れたことがなく、豊富だとのこと。
家の中も見せてくれた。
お母さんがなくなり、家のものを整理している最中とのこと。
タンスなどたくさん処分したそうだ。
屋根裏部屋には、長持ち、昔の食器、縄を作る道具、羊毛を紡ぐ道具など昔の道具があった。
池田さんは箒も自分で作ることができる。箒づくりの職人に習ったそうだ。
いろんなことができる人だなあ。
羽田さんにつくってもらった倉庫の中には、あらゆる農機具が入っていた。
家は空いているし、自分も週に一回はくるので使いたければどうぞと言ってくれた。
という事で撮影の時に池田さんの家を使わせてもらえる事になった。
泊まるところが増えるのはありがたい。
そうこうしているとお昼になった。
池田さんにお礼を言って、私は急いでかたつむり食堂へ向かった。
つづく
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