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旅する映画 その99 新得共働学舎

左から:なぎちゃん、遠藤さん

2011年7月9日。 新得共働学舎の研修棟にて上映会。

久しぶりに学舎へ行った。 新しいメンバーも増え現在70人ほどになったそうだ。

「空想の森」を見ていない人もいるので上映会を。

ということで遠藤さんが中心になり準備をすすめた。

研修棟には立派なスクリーンが備え付けられていて、上映環境としてはばっちりだった。 20:00過ぎ、バラバラと20人弱ほどの人が集まってきた。

なぎちゃん、キンくん、市川さん、望さんと京子さんも観にきてくれた。

飲みながら、食べながら、寝転がりながらみんな自由に映画を観ていた。

学舎の人たちと観る「空想の森」は格別に面白かった。いたるところで笑いがおこった。

すぐに感情を言葉に出しながら見るのもいいのもだ。

撮影から6年もたっているんだなあとしみじみ思った。

映画に登場している人たちも、学舎も、私にも6年の年月が過ぎている。 映画を観ながらなぎちゃんが「いい映画だなあー」と何度も言っていたのが嬉しかった。

時間が遅くなったが、最後に、大間原発について全国の皆さんへの山田農場からのメッセージもみんなに見せた。

旅する映画 その98 滋賀県・能登川上映会

撮影報告その17の続きです。

2011年6月28日。能登川コミュニティーセンターにて上映会。

奥田さんと能登川に向かう。

今日も暑い日だ。

上映会場に着くとすでに準備が始まっていた。

元気のいい女性たちに男性が二人ほどまじっていた。

私は係りの人と、画と音の調整にかかったた。

画の方はすぐに調整できたが音が具合悪かった。

これ以上どうにも調整できないと言う。

係りの人が「もう一台スピーカーとアンプがあるわ。」と言った。

開演まであと10分だったが、それに代えてやってみることにした。

意外と早くセッティングできた。

音は断然良かった。

ああーよかったと胸をなでおろす。 現場で実際やってみないとわからないことが色々ある。

事前に最大限やっているのだが、できない時もある。

いつも画と音の調整はドキドキする。

 

主催の北川陽子さんの挨拶で上映会が始まった。

 

平日の夕方という時間にもかかわらず、50人弱の方々が見に来てくれた。

滋賀大学の中塚さんの顔も見えた。

私も後ろから一緒に映画を見た。静かに集中して観ているようだった。

途中、冷房がきついなと思ったら、北川さんが冷房を切りに席を立っていた。

上映後、北川さんの司会で私が少し話をした。

それから北川さんは前の人から一人づつ感想や質問をどうぞとマイクを回した。

お客さん全員にマイクをまわすというのは初めてのことで、私はどうなることかと思った。

が、意外や意外みんな順番に感想や質問を述べてくれた。

私も嬉しくなって途中で話をはさんだり。

時間の関係で全員にはマイクは回らなかったが、こういうのもいいものだなあと思った。

後で書いてもらった感想の中でも、他の人の感想が聞けてよかったというものがあった。

確かに私は後でみんなの感想を読めるが、その場にいた人たちは他の人の感想はわからないからなあ。

第2部の交流会の会場・子民家「etokoro」の入口。

会場を片づけて交流会へ。

近いのでみんなで歩いて移動。

夕暮れ時、昔のたたずまいの残るいい雰囲気の街並みだ。

これを残していきたいという北川さんたちの気持ちがよくわかる。

 

中に入ると、台所では食事の支度におおわらわ。

参加者の人たちもたくさん集まってきた。

煙突屋さんの堤忍さんの進行で晴れやかファームの毛利さんと私のトーク。

私は新しく始めた撮影のことや大間原発のことを話す。

そして署名も協力してもらった。

 

旅する映画 その97 彦根上映会と上原七子さん

会場にて。上映準備。

 

2011年6月11日。 前日に滋賀県彦根に到着。 奥田さんと昨年の沖縄トロピカルツアー以来の再会だった。

昨年のちょうど今頃、奥田さんが上映会を二日にわたって開いてくれたことが、遠い昔のような気がした。

新居がほぼ完成したばかりだった。

木の匂いがする家はとても心地よい。

私もこれから1か月、ここを拠点とさせてもらい、撮影・上映会に向かう。

自分の家の一部を開放して子育て中のお母さんに実家のように使ってもらいたいという、

奥田さんの夢がいよいよスタートする。

今回はその記念に「空想の森」の上映会を開催してくれた。

彼女は今までやってきたことを活かし、そして人のつながりを大事に着実に自分の夢に向かっている。

今回の上映会も県立大学の看護科の学生さんたち、友人などがたくさん手伝いに来てくれた。

若い人たちがいると活気がでてくる。

 

 

上映前にあいさつする奥田さん。

ここに 集まった人全員で大震災で亡くなった方々に黙とうをしてから奥田さんが挨拶をはじめた。 6月11日は全国各地で原発反対・脱原発のデモが行われていた。

滋賀県でも大津、高島などでデモがあった。

雨が心配された日だったが、曇りで徐々に天気が良くなってきた。 30人ほどの人が見に来てくれた。

大津上映会をやってくれた友の会の中居さん、杉本さん、京都からは上原七子さんも来てくれた。

七子さんは「空想の森」は3回目になる。

久しぶりにまた会えて嬉しかった。 先日青森県大間の大マグロックでお世話になったアコちゃんのお父さんも見に来てくれた。

上映後、私は新しい映画を撮影し始めたことと、そして、これからも撮り続ける青森県の大間原発の問題を話した。

そして大間原発建設反対の署名をお願いした。

ほとんどの人が署名をしてくれてとても嬉しかった。

 

そして、和茶庵さんたちがつくってくれた共働学舎のチーズをつかった軽食と和紅茶・冷茶をみんなでいただいた。

やはり話題は原発になった。

それぞれのテーブルで話がはずんでいてとてもいい時間を過ごした。 和茶庵さんたちも、今回の震災の後、どうしたら人がつながってゆけるか考え、

「ワンデイシェフ」という試みをもうすぐ始める。

みんなそれぞれの持ち場で出来ることをやっている。

これが大事なことだとつくづく思う。

 

 

みんなでおいしくいただき、無事上映会が終わった。 奥田さんの家に七子さんも泊まり、3人でお酒を飲みながら楽しい一晩を過ごした。

[…]

旅する映画 その96 2011年2月 伊勢・近江

2011年2月。営業とお礼参りを兼ね、伊勢~十津川村~高野山~彦根へとまわった。

伊勢・進富座。支配人は水野昌光さん。

あたたかい感じの方だった。

三重県の面白い場所や、この辺りのおいしいお店も教えてくれた。

水野さんの先々代が興した新富座。

この場所は、江戸時代から芝居小屋があったという。 新富座は3つスクリーンがある。

一番大きなスクリーンで「わたしの可愛い人シェリ」を観た。

昔は芝居小屋だったというだけあって、舞台があり、天井も高く、音もよくてとても贅沢な気分で映画をみた。

伊勢の駅前。

せっかく伊勢に来たのだから、伊勢神宮にも行ってみた。

外宮の入り口付近に市がたっていた。

牛乳屋さんがあったので飲んでみた。

山村乳業の山村さんが売り子で売っていた。

その場で牛乳を飲みながら話をしていたら、帯広に縁のある方だったのにはびっくり。

伊勢も昔は沢山の映画館があったそうだが今は新富座が唯一の映画館とのこと。

伊勢神宮は外宮と内宮があって、外宮からまわるものと観光マップに書いてあったので外宮から行ってみた。

神殿に行き着くまでは森林浴のようだった。天気もよかったので清々しい気分になる。

外宮もたくさんの人だったが、内宮はその倍以上の人だったのにはびっくりした。

内宮のにわとり。

この酒屋さんの中に立ち飲みがあり、お猪口で一杯飲んだ。おかげ横丁はすごい人でにぎわっていた。

「あかふく」には行列ができていた。

せんべやだんごや焼きかきや揚げ物を歩きながら食べている人が大勢いた。

熊野へ向かう。映画が出来る前に、熊野大社、玉置神社、高野山にお参りに行った。

映画が無事完成し、お礼参りに行かなくてはとずっと気になっていた。

今回一気にお礼参りをすることにした。

熊野大社は小雨。寒かった。人はほとんどいなかった。

私はゆっくりお礼を言えてよかった。

山と山の間に川が流れ、その斜面にへばりつくように集落が点在している十津川村。私が十津川に入る前日に雪が降った。

観光案内所の方が色々調べてくれ、玉置神社の宮司さんにも電話してくれた結果、今日は来ない方がいいということになった。

玉置神社は標高1000メートル以上の山の上にあり、今の時期はバスも通っていなく、道も細くてくねくねした山道。

傾斜のきついところや、陰になって雪が溶けないところもあるから危ないとのこと。

村で一軒あったレンタカーをやっている車屋さんに軽自動車を借りた。

一応冬タイヤを履いているが、四輪駆動ではない。この日はあきらめて、明日に行くことに。

幸いこの日は天気がよかったので雪もだいぶ溶けるはず。

なのでこの日は、十津川村役場に営業に出かけた。突然の訪問にも関わらず、

十津川村教育委員会の教育次長の更谷さんが対応してくれた。

北海道の新十津川町は、この奈良県の十津川村の人たちが開拓に入ったところで、現在も交流があるそうだ。

映画の概略、今までの上映の話をしながら、映画の上映の検討をお願いした。

翌日も快晴。玉置神社へ向かう。

思った以上に山道の傾斜はきつく、雪もけっこう残っていた。

途中すべって止まってしまいそうになりながらもようやく駐車場にたどりついた。ここから雪道を15分ほど歩く。

左へ行けば近道だが、私は鳥居をくぐり、右の道を行った。

やっとたどり着いた。この日は私一人しかお参りしてないと思う。

ゆっくりとお礼を言った。

[…]

旅する映画 その95 トロピカルツアー 石垣島から帯広へ vol.31

2010年12月26日。曇り時々雨。

石垣空港にて。

9:00。起床。荷造りをし、帰る支度。

そして内藤さんの車に乗り、中江さんをピックアップ。

3人で朝食へ。行こうとしていた店はお休みだったので、街中のファーストフード店へ入った。 桜坂劇場の2階は沖縄のお土産をおいている。

大量生産でない、手づくりで丁寧につくられた民芸品を扱っている。 朝食後、中江さんの民芸品の店を回るのに私も同行した。

張子や萱の弁当箱やお盆など、なかなかいいものがある店だった。

つくれる人がいなくなってきて、店のおじさんが一人でつくっているため、時間がかかるのだといっていた。

そして内藤さんの車で空港まで送ってもらう。

中江さんは那覇へ、私は帯広へそれぞれ帰る。

トロピカルツアーの最後に中江さんと会えて本当によかった。

中江さんは別れ際「また那覇へ来る時は連絡してね。」と言った。

内藤さん。お世話になりました。

ありがとうございました。

「空想の森」トロピカルツアー2010。

なんだか夢のような1ヶ月だった。

疲れとコーフンで頭がぼーっとしている。

中江さんと話をしていて、次の映画をつくりたくなってきた。

19:00過ぎ。

帯広に到着。マイナス9度だった。

23日に雪が降りすっかり冬景色だった。

石垣から着てきた服のままでも、それほど寒さを感じなかった。