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いわき上映会の旅 その3

2018年3月17日

いよいよ上映の日です。

朝ごはんを食べて出発です。

郡山で城陽子をピックアップしてから、いわきに向かいます。

その前に、キエちゃんのお店に寄りました。

暮らしの道具などを売っているキエちゃんのお店 at home。

とても大きなお店でした。そして文具、器、洋服など、色々なものが売っていました。

益子の作家さんが作っている陶器のブローチがあります。

あまりに人気で、その作家さんは他のものを作りたいので、もうブローチは作るのを辞めることにしたそうです。

そのブローチの最後の販売がキエちゃんの店でありました。

なんとも味があります。

見ていたら欲しくなってきちゃいます。

キエちゃんが一つ私にプレゼントしてくれました。

そして私も一つ、買いました。

カナちゃん、私、キエちゃん。

キエちゃんの旦那様と。

そして城陽子をピックアップして、いわきへ車を走らせました。

途中の平田村で美味しいジンギスカンがあるから食べていこうということになりました。

なんで福島でジンギスカン?と思ったけど、

ひさご食堂はなんとも味のある食堂でした。

お客さんで賑わっていました。

でもたった二人で切り盛りしていました。

ジンギスカン定食。

今まで食べたジンギスカンの中で一番美味しかったです。

カナちゃんと城陽子としゃべっていると、私も福島弁にひきづられてきます。

福島弁ってなんかいい感じなのです。

カナちゃんは標準語しゃべってるつもりみたいですが。

このジンギスカン、週に一度は食べたくなる感じです。

肉は臭みが全くない。

ニンニクが効いたつけタレがこれまた美味しい!

そして胃にもたれません。

福島は馬刺し、日本酒、そしてジンギスカンです。

大満足で、古滝屋に向かいます。

いわき上映会の旅 その2

2018年3月16日

今日はカナちゃんから車を借りて、猪苗代周辺を観光します。

昨晩は楽しくて飲みすぎたため、まずは美奈子さんオススメの水素風呂に入りに行きました。

とても水素水を出しっぱなしで2時間以上も風呂に入っていました。

というより寝ていました。

おかげさまですっきりしました。

猪苗代湖は大きいです。

そしてカナちゃんオススメのタローカフェへ。

猪苗代湖のほとりにあります。

ケーキがとても美味しかったです。

コーヒーもポットで出てきて、たっぷり飲めました。

いいカフェでした。

そしてはじまりの美術館へ。

とても小さな美術館なのですが、気持ちよくて長居しちゃうところなんです。

靴を脱いで見て回るのですが、裸足になりたくなります。

木の床が気持ちいいのです。

昨年11月に来た私を覚えていてくれました。

いわきに行ったら、回廊の美術館にぜひ行かれたらいいですよと教えてくれました。

晩御飯はカナちゃんがあるものでチャチャっと作ってくれました。

仁井田本家で買った平杯で日本酒をいただきながら、美味しく晩御飯をいただきました。

いわき上映会の旅 その1

かなちゃん

2018年3月15日。

昨年11月に福島ツアーの時は、猪苗代であまり時間がありませんでした。

それで今回は、いわきの前に猪苗代に寄ることにしました。

昨年11月に郡山上映会を主催してくれたカナちゃんの赤い家にお世話になりました。

「カントク、何食べたいですか?」

と聞いてくれたカナちゃん。

「馬刺し!それから、仁井田本家に行って試飲して、平杯を買って帰りたい。」

と、私は即答しました。

前回、猪苗代で食べさせてもらった馬刺しが忘れられなくて、

また食べたい〜といつも思っていました。

杜氏の仁井田穏彦さん、私、奥様の真樹さん

郡山に到着すると、カナちゃんが迎えにきてくれ、その足で仁井田本家へ向かってくれました。

早速日本酒を試飲。

着いた早々、いい心持ちになりました。

今の時期にできる少ししゅわしゅわした日本酒がとても美味しかったです。

杜氏の仁井田穏彦さん・奥様の真樹さんにもお会いできました。

とても素敵な方です。

話しているうちに、私の地元の十勝エッグフォレストの牟田さん、福田商店、そして名古屋の北村酒店の北村くんと繋がっていることが改めてわかりました。

田村って仁井田さんのお酒だったんだー!とこの日私は初めてわかったのでした。

4月8日にはここで毎年恒例の感謝祭があるそうです。

カナちゃんはスタッフで参加するそうです。

お店の2階の素敵なギャラリーも見せていただきました。

「郡山にいい酒屋さんがあるから寄っていきましょう」

とカナちゃん。

やまいち酒店の馬場哲哉さんとカナちゃん

ちょうど、店主の馬場さんがいらっしゃいました。

馬場さんに色々話を聞かせてもらい、ここでも1本日本酒を買いました。

そして、始まりの美術館の近くの肉屋で馬刺しを買って、

今晩の宴の会場のとし子さんのお家へ。

前回郡山上映会の打ち上げを赤い家でやったときに、一緒に飲んだとし子さんと美奈子さんと4人で夕食を囲みました。

とし子さんが次々と美味しいお料理を出してきてくれました。

馬刺しもみんなで食べました。

日本酒、ワインと酒がすすみます。

そして美奈子さんの持ってきてくれたワインがこれまた最高に美味しかったのです。

アルパインロッジ

この晩は、とし子さんが経営するアルパインロッジに3人で泊めていただきました。

食べて飲んでしゃべって、楽しい時間でした。

とし子さん、ありがとうございました。

いわき上映会を終えて

いわき上映を終え、つくづく思います。

人の縁で上映をつないできているんだなあ。と。

いわきでとても美味しいお菓子をつくっている船生さんが、

昨年11月に平コノイエというカフェで上映会を主催してくれました。

そこに見に来てくださったのが、今回主催してくれたいわき湯本温泉古滝屋の坂本雅彦さん。

坂本さんが、ぜひウチの旅館でもやりたいということで、今回の上映会になりました。

坂本さんがそう思ってくれたことが、私にとっては本当に嬉しいことでした。

震災から7年がたった3月17日、「風のたより」はいわきで上映されました。

2011年の3月11日、私は7年後の今がこんなふうだなんて、まったく想像できなかったなあ。

なんとか映画を完成させてよかったなあと改めて思います。

坂本さんは老舗温泉旅館の大宴会室を快適な上映会場に仕立てていました。

映画を観に来たお客さんには温泉入浴無料の嬉しいサービスもついていました。

上映後には、いわきの美味しい食材をふんだんに使ったお料理で交流会。

参加した人たちはすぐに昔からの友達だったみたいになります。

同じ福島県の郡山上映会を主催してくれた、小山加奈さん、城陽子さん、

そしていわき上映を主催してくれた船生さん、小野順子さんも参加して、賑やかな楽しい交流会になりました。

みんなで一緒に映画をみて、新しい人と出会って、食べて呑んで語って。

刺激を受けて、元気をいただきまた次の日から歩き出す。

ほんと、上映会をやっていただいてありがたいです。

次はベルギーです。

福島の上映会から帰ってきたら、すっかり春だった。

太陽が出ている昼間は、ストーブをつけなくてもいいどころか暑いくらいだ。

窓を開け、はたきをかけ掃除できる気持ち良さ。

そして、薄着をしたくなる。

春めいてきたとは言え、朝晩はまだまだ寒い。

それでも薄着をしたくなる気持ちになる。

私も北海道人になったなあとしみじみ思う。

北海道に来たばかりの頃、

「まだ寒いのになんでこんなに薄着をするのだろう?」

と春になる度に、しっかりと着込んでいた私は思ったものだ。

半年近く雪で覆われ、寒さに防備して暮らしていると、

春の兆しに一気に開放感を感じるのだ。

そして身も心も軽やかになりたいと自然に思うのだと思う。

福島の上映会とスタディツアーのこと、

その後、訪ねた長野県・信級のこと、

これから書きます♪