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撮影報告 その111 函館・川汲へ

2012年4月30日(月)。

函館へ車を走らせる。

何度目の函館だろう。

今年の桜も函館で見ることになる。

 

お昼は美沢パーキングエリアで持ってきたお弁当を食べる。

塩をきかせた玄米おにぎりにのりをまいて食べた。

これほんとおいしい。

ゆで卵の殻をむいて塩をまぶしたものもめちゃおいしかった。

これに糠漬けでもあったら最高。

 

今回の撮影は道南・川汲のこんぶの漁師さんのお話をうかがうこと、

そして青森県大間の漁師さん・山本さん一家の暮らしの撮影をメインに据えた。

それから憲法記念日には、函館で大間裁判の撮影、そしてその後、春の山田農場、ラムヤートの撮影という予定。

道南・川汲の漁師さんは、大阪のこんぶ土居の4代目・純一さんから紹介いただいた。

今回も盛りだくさんの撮影になりそうだ。

親方宅にて。ペコちゃんも元気だった。

 

今日の宿泊先は七飯町のこなひき小屋の親方の家。

夕方に到着。

親方は夕寝をしていた。

私を見るなり、「お前、太ったな。」と言った。

 

おかみさんが帰ってくるまでひとしきり親方と話をする。

この日、親方はめずらしく原発のことを熱く語った。

個と個の関係で手におえないことはやらない、

いかに個と個の関係を築いていくか、

いかに自分の言動・行動に意志と責任を持つか。

こんなようなことを親方が話した。

これらの言葉がとても印象に残った。

 

おかみさんが帰ってきて夕食の支度を手伝いながらまたひとしきり話す。

そして三人で夕食を囲んだ。

 

2012年5月1日(火)。

9:30。親方の家を後にして山田農場へ向かう。

あゆみちゃんから寄って欲しいと昨日電話があった。

こどもたちの未来を守るために、できることをみんなで考えたいと、あゆみちゃんは最近「大沼・こども未来舎」を立ち上げた。

5月24日に大沼で講師に岩内の齊藤武一さんを招き、「震災がれきの受け入れを考える学習会」を開く。

そのチラシができたので函館の野村さんに渡してほしいとのことだった。

 


山田農場のボー先生。

山田農場は清らかな空気に包まれていた。

世の中はゴールデンウィーク。

 

チーズ工房の前にて。奥があゆみちゃん。

山田農場にもお客さんが切れ目なくやってくる。

 

私はあゆみちゃんからチラシを受け取り、取材先の川汲へと車を走らせた。

川汲の漁港にて。こんぶ漁師・吉村良一さん。

 

川汲は霧が立ち込め肌寒かった。

ずいぶんと気候が違うものだ。

約束の時間よりも早く着いた。

吉村さんはにこやかに私を迎えてくれた。

私は一気に緊張感がとけていった。

 

川汲の沖は暖流と寒流がぶつかりあうところで、一年を通して豊かな漁場だ。

中でもここの昆布は品質の良さでは有名だ。

昭和40年初頭に、良一さんの父・吉村捨良さんが、こんぶの養殖を学者たちと開発したそうだ。

川汲漁業組合の建物の中で、こんぶのこと、大阪のこんぶの土居さんとの出会いのこと、原発のことなど、2時間以上にわたってお話をうかがった。

吉村さんは率直に思いを話してくれた。

7月に大阪の純一さんが川汲を訪れることになっている。

その時また撮影させてもらうことになった。

 

吉村さんと別れて、今晩からの宿泊先・函館の野村さんに電話をかけた。

弁護士会館で5月3日の憲法記念日に開催される大間裁判の劇のリハーサル中とのこと。

私もそこに合流することになった。

 

大間原発の建設を止めるために、今行われている大間原発の裁判がどんなものなのか、一般の人に知ってもらおうと、弁護団の森越弁護士を中心に企画された。

本番の弁護士によるプレゼンテーション、原告による意見陳述が再現される。

若手弁護士3人がプレゼンテーションの役に抜擢された。

私が弁護士会館に到着した時、若手弁護士のプレゼンの真っ最中。

演出の前田弁護士から、原稿を見ないでしゃべるようにとの注文がとんでいた。

30分ものプレゼンで原稿を見ないでしゃべるということは、相当勉強して頭に入っていないとできないことだ。

3日の本番はどうなるのだろうと野村さんと話しながら、弁護士会館を後にした。

 

野村家のしゅわちゃん。

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