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アーカイブ  旅する映画 (上映日記)

旅する映画 その109 「空想の森」上映会 in やまじょう

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2011年4月10日。

函館にやってきました。

函館山のやまじょうで「空想の森」の上映会。

続けて新作映画のラッシュも45分もお見せしました。

今回も新しい出会いがありました。

新しい映画の応援もいただき、また頑張ろうと思いました。

 

明日は大間原発の12回目の裁判が函館地裁であります。

傍聴にいきます。

先日、函館市も提訴をしました。

今回の裁判、どんな感じになるのでしょうか。

 

旅する映画 その108 空想の森 in ニーヨル その2

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2014年2月1日

9:00 ニーヨルに到着。

厨房では、原さんが仕込みの真っ最中。

窓に着いた結露の水滴をとってから、

おかみさんと野村さんと私は窓を暗幕で覆う作業。

 

そうこうしているうちに、あゆみちゃんとけんちゃんがやってきた。

あゆみちゃんはキッチンのヘルプ。

圭介さんは家で子守りだ。

ケンちゃんはお客さん用のコーヒーを落とす。

聡美さんは仕事で、晩の仁山ホテルでの打ち上げに来るとのこと。

コーヒーはケンちゃんが焙煎したものだ。

 

親方も機材を持ってやってきた。

私も機材のセッティングのヘルプにまわる。

マック、プロジェクター、アンプ、スピーカーをつなげて終わり、

画と音を出してみた。

画の方はスタンダードサイズで問題なく出てきた。

音のボリュームを調整中、ハプニングが起こった。

音がミュートになってしまうのだ。

しばらく色々やってみたがやはり、音が落ちる。

急きょ、ケンちゃんのアンプと念のためDVDプレーヤーも持ってきてもらった。

試してみたが、やはり音が落ちる。

大きなボリュームの場面で落ちることがわかったので、落ちない限界まで調整したかったが

もうお客さんがわらわらとやってきているので時間切れ。

音を絞り気味にして、万が一落ちたらアンプの電源を入れ直すという対処をすることにした。

その間の画は飛んでしまうが、これがこの時点の最善の方法だった。

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どんどんお客さんがやってきて、40人ほどの人たちで会場はいっぱいになった。

よく入ったものだと思う。

この冬の道の悪い中、足を運んできていただいたことに感謝。

思いかげず、若い人たちもけっこういた。

 

コーヒー、ランチボックスを出来た順に配っていく。

原さんが料理について説明してくれた。

マッシュポテト、なすとレンズ豆のスパイス風味、あかり農場の豚、焼きリンゴ、

山田農場のチーズ、こなひき小屋のパン、野菜のトマト風味の煮物などなど

素材はできるかぎり地元産のものを使ったそうだ。

お客さんたちはおしゃべりしながらランチボックスを楽しんでいた。

 

そして監督の私、出演者のけんちゃん、あゆみちゃんが少し話をした。

映画の完成から6年目。

このような形でまた新たな人たちと出会い、そして被写体の人たちと関われるシアワセを感じた。

今回は初めて観る人もたくさんいる。

どんな風に感じて観るのだろうか。

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上映開始。

一番後ろからドキドキしながら観ていた。

音の不安があるので、なんとか止まらずにいってくれーと願いながら。

 

けして座り心地がいいとは言えない環境だが、みんな集中して見ているのがわかった。

そして、反応がすこぶるよかった。

文代さんの場面で、たいがい笑いが起こる。

それ以外でもちょいちょい笑いが起こり、私はすっかり嬉しくなった。

 

前半が無事おわり、後半のDVDに突入。

映画祭の新得バンドの演奏の場面で音が落ちた。

ああ、きたー、と思ったが、やることをやるだけ。

アンプの電源を入れ直し、音量を絞った。

その後何回か落ちてしまったが、映画祭の場面が終わったら、あとは最後まで止まらずにいってくれた。

 

上映後、窓を覆っていた暗幕を取り払った。

目の前の雄大な雪の駒ヶ岳に一同しばし感激。

 

そして質問や感想をいただく。

これがなかなか面白かった。

 

こんなことを聞かれた。

学舎の障害を持った人をなぜ撮らなかったのか。

この映画のテーマはなんですか。

3.11後、変わったことは何ですか。

都会と田舎の上映の反応は違うのか。

などなど・・・

最後の方に感想として、地元の農家の方がこんなようなことを話してくれた。

現在のあかり農場や山田農場をみていると、すごいなあと思う。

自分も農業をやっているのだけれど、これでいいのだろうかと考えてしまうことがある、と。

映画を観て自分の感じたことを朴訥と話すその人は、私にはとても魅力的に映った。

きっとものすごい努力をして仕事をしている方なのだろうと想像した。

 

この方の話を聞いていて私はこんなことを想った。

人は、これをやっていこう、と決めて、学び、実践しながら、前を向き続け、

あきらめないで目指すものを追いかける姿に心を揺さぶられるんだなあ。

と。

そして当たり前だけど、現実に全てが現れる。

 

農を志す若い人たちちも3,4組観てくれていた。

この人たちは今さまに、実践しながら模索しているに違いない。

みんな目を輝かせていた。

それだけでなんだかとても嬉しくなってきた。

 

素晴らしい上映会だった。

このような機会をつくってくれる方々に出会えたことへの感謝の気持ちがわいてくる。

そして、何度でも観たいと思わせてくれる(もちろん全部の人ではないです)「空想の森」にも感謝。

また気を引き締めて、新しい映画の編集に向かおう。

 

原さん、野村さん、おかみさん、親方、あゆみちゃん、けんちゃん、圭介さん、聡美さん、

そして機材など協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

旅する映画 その107 空想の森 in ニーヨル その1

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ニーヨルからの眺め

 

冬に「空想の森」をまた観たいね。

おいしいものを食べながら。

という動機から始まった。

函館の野村さん、七飯のおかみさんが中心となって準備が進んだ。

 

会場は大沼のニーヨル。

あかり農場のご近所だ。

大きな窓からは駒ヶ岳がドーンと見える素敵な空間のお店だ。

原さんが一人で料理をつくっている。

奇をてらわない料理で、私は好きだ。

冬の間は店を閉めているが、上映会のためにこの日だけ開けていただき、

ランチボックスもつくってもらうことになった。

 

野村さんから時折送られてくる進捗状況から、なんだかとっても楽しそうな雰囲気が伝わってきた。

この映画の登場するあかり農場の山田家、山田農場の山田家も

この時期は比較的忙しくないということで、厳冬の2月に開催が決まった。

 

函館・大沼では今まで何度も上映会を開催していただいている。

本当に嬉しくありがたい。

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2014年1月31日。

上映前日。

準備のためニーヨルへ向かった。

なんと、40人ほどのお客さんが来る予定になっていた。

それほど広くないスペースなので、テーブルを移動させて床に敷物や毛布を敷く。

脇や後ろに椅子を20脚ほど並べた。

原さんはデザートのケーキをつくっていた。

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そして宿泊先の仁山ホテル(親方宅)に戻り、前祝。

親方がおいしいワインを開けてくれた。

明日にわくわくしながら、早めに就寝。

 

旅する映画 その106 川端さん家族 尾札部にて

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土居さん夫妻と川端さん家族

2013年10月28日

磨光小学校での授業を無事終えた後、

「尾札部に素晴らしい漁師さんの家族がいてるんです。田代さんにぜひ会ってもらいたい。」

と土居さん。

今年で最後という挨拶に行くのに私も同行させていただいた。

 

大きな家の前にはきれいなお庭がつくられていた。

ニッコニッコしたじいちゃんが出迎えてくれた。

私は一発で大好きになった。

続いてばあちゃんもまた満面の笑顔で家から出てきてくれて、

「中に入りなさい、入りなさい。」

 

土居さん夫妻が

「まずは素敵なお庭を見させてもらいましょう。」

と私を誘った。

 

家の中はびしっときれいで、とにかくみんな明るい。

笑い声が絶えない家族だ。

 

川端さん家族はおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そして子供が男の子二人。

じいちゃん、お父さんは漁師。

上のお兄ちゃんも漁師になった。

そして去年南茅部高校を卒業した弟のツバサくんも漁師になった。

この日、ツバサくんは沖に出て行ってまだ帰ってきていなかった。

 

 

弟のツバサくんも小学校5年生の時、磨光小学校で土居さんの授業を受けた。

授業の後に当時の副校長先生が、生徒に感想文を書かせたそうだ。

 

その作文でツバサくんは、

お金じゃなくて心が大事だから自分は昆布漁師になるというようなことを書いたそうだ。

この作文が後で大阪の土居さんのところにも送られてきた。

土居さんはとても感動した。

今もこのツバサくんの作文はこんぶ土居に大事にとってあるそうだ。

 

それから、ツバサくんが高校生になり、修学旅行で京都に行った。

その時に、大阪のこんぶ土居に行ってみたいとツバサくんが言った。

それで、ツバサくんは先生についてきてもらって、こんぶ土居を訪問した。

そしてツバサくんは高校を卒業して本当に漁師になったのだ。

 

これが土居さんにとってはとてもとても嬉しいことだったそうだ。

それから、毎年何人かの生徒が修学旅行で大阪のこんぶ土居を訪れているそうだ。

 

ツバサくんは漁師になって一年目。

こんぶ漁はじいちゃん、お父さん、兄ちゃん、そしてツバサくん、それぞれの船で出て行きとってくる。

家族といえどもライバルなのだそうだ。

じいちゃんは、尾札部でもトップクラスの漁師。

いいこんぶをつくるのだ。

一年目のツバサくんはまだまだ勉強することが山ほどある。

 

ばあちゃんが言う。

「私のところにきて、じいちゃんに勝てなくてくやしい。

ってツバサがぼそっと言うんですよ。」

 

お母さんも言う。

「息子の船に乗る方が緊張するんです。だんなだと言いたいこと言えるんだけど息子だとねえ。」

 

じいちゃんはニコニコしながらそれを聞いている。

 

こんぶ漁は最低でも二人で乗る。

こんぶをとる人、船を操る人、とった昆布を切って積んでいく人など。

船の上でやることがたくさんあるのだ。

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漁師一年目のツバサくんがとってきた天然こんぶが土居さんにプレゼントされた。

「これはいいこんぶですね。」

とこんぶを見るなり土居さんは嬉しそうに言った。

「ツバサが一生懸命とってきたものだもんね。」

とばあちゃん。

 

 

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昆布をこんぶの紐で束ねて、尾札部のマークをつけて。

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こんぶを束ねるためにこんぶを結って紐をつくったのはじいちゃん。

 

ツバサくんが漁から帰ってきた。

土居さん夫婦がき来ていることにびっくりしながらも嬉しそうだった。

すっかりたくましい漁師の顔をしていた。

 

 

帰り際、じいちゃんが私にもこんぶを持たせてくれた。

そしてばあちゃんは

「またいつでも遊びに来てください。」

と言ってくれた。

 

 

土居さんにとって、川端さんの家族と出会えたことが

どれほど大きなことであったか・・・

そんな大切な人たちに会わせていただいて私はとても嬉しかった。

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土居さん、ありがとうございました。

そして本当にお疲れ様でした。

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旅する映画 その108 餃子パーティー

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2013年10月29日

夕方から支度にとりかかる。

餃子の種は私と親方、それぞれつくる。

親方はエビ、砂肝、豚肉、しいたけ、にらなど。

私はにら、キャベツ、にんにく、しょうがなどの野菜系。

野村さん刻み隊。

キャベツなどを刻んでもらう。

キッチンの台で、親方と私でせっせと餃子の皮をつくる。

親方は手慣れたもので手早い。

 

食卓テーブルではキャッキャと話しながらおかみさんと野村さんは包み隊。

「あの二人、手動いてるのかね。」と親方と私。

 

山田一家がやってきて、人手が増えてスピードアップ。

みんなでの餃子づくりはとても楽しい。

 

200個近く餃子ができた。

そして水餃子と焼き餃子を親方が一手に引き受ける。

焼き餃子も抜群においしかった。

やっぱりつくった皮はうまいのなんのって・・・。

みんなでお腹いっぱい食べた。

 

 

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親方がワインをたくさん用意してくれていた。

ロワールワインがとってもおいしかった。

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昨晩、私と野村さんにおかみさんが読んでくれた絵本をまた読んでもらった。

「ぼくがラーメンを食べているとき」という絵本。

これがもう静かに深く感動した。

 

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左から、ケンちゃん、ヒナ、アカリ

みんなで食事をつくり、

おいしい酒を飲みながら、夕餉を楽しむ。

これはまさに豊かなひと時だなあとしみじみ思う。

 

 

 

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