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旅する映画 その24 福岡アジア映画祭2日目

R0010565左から金知映(キム・ジョン)監督と蜷川澄村助監督

2009年7月4日。
天気が良くてホッとした。

今日は12:00からの上映だ。

会場まで歩いて行く途中喫茶店でモーニングを食べた。
昨日の「彼氏に振られて四国って、お遍路、歩く禅」の監督たちが観に来てくれた。

彼らはこの後帰るとのこと。

眸古ちゃんから電話があり、明日「空想の森」を観に来てくれることになり喜んだ。

20人ほどのお客さんが観に来てくれた。

まずまずの人数だ。みんな静かに観ていた。

質疑応答では、主人公を選んだ理由や柏の木のことなどいくつか質問された。

無事に2日目の上映が終わった。

R0010566博多駅は工事中だった

そして博多駅のシネリーブルに営業に行くことにした。

映画祭スタッフに行き方を尋ねたら、不案内な私を心配して、劇場のあるビルまで原田さんがいっしょについてきてくれることになった。

会場の前からバスに乗った。

原田さんは今回、韓国映画の英語字幕の日本語翻訳を担当したそうだ。今回が初めてで、字幕翻訳の大変さを色々話してくれた。

博多駅は改築中だった。その横のビルの中に劇場がある。

お礼を言ってここで原田さんと別れた。
シネリーブルは大きな劇場だった。

ここも飛び込みだったが支配人と会って話せた。

プログラムは東京で決めているとのこと。一応ざっと話し、資料だけお渡しした。

R0010567シネリーブル

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そして会場に戻り、「色彩の記憶」を観た。御法川監督も来ていた。質疑応答で熱く語っていた。

上映終了後、今夜が打ち上げとのこと。

会場の隣のビルの居酒屋にスタッフ30人以上が集まった。

この映画祭も全員ボランティアスタッフだ。

若い女性が多く男性スタッフは押され気味だった。

日本酒党の直子さんの夫、芳和さんもスタッフで、映写技師をしている。

女性スタッフも映写ができるように今仕込んでいるところだそうだ。

芳和さんは下戸。

お茶を飲みながら酔っ払いの私たちの相手をしている。

ミヨさんは周りに気を配りながらマイペース。

夫の映画祭実行委員長の前田さんはかなり飲んでいて楽しそうに話に花を咲かせている。

半分以上の人が帰り、残った人たちできゅっと小さくまとまり、まだ話が盛り上がっていたがお開きになった。

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「屋台は明日行こうと思っていたけど、今日行くか!」と前田さんが言った。

そしてみんなで歩いて長浜の屋台に向かった。

魚市場の横にずらっと屋台が並び、煌々と光を放っていた。

結構人出もある。

私たちは長テーブルにつき、ラーメンを食べた。

夜中に食べるラーメンもこれまたおいしかった。

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私はあとモツ鍋を食べたら、福岡で食べたかったもの全部食べたことになる。

そして焼酎を飲みながら、延々朝の4時頃まで飲んだ。

スタッフの人たちはみんな仲がいい。

直子さんは時々座ったまま寝て、しばらくするとまた起きて飲んでいた。

芳和さんは水を飲みながら楽しそうだった。

さすがに私も途中から水にした。

なんだかわからないけど、とても楽しかった。

市場のトラックがもう動き始めていた。

歩いて宿に帰りバタンキュー。

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