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風のたより その17 大間のイベント

去年の大マグロックフェスティバル

この6月に大間でイベントが開催されますのでお知らせします。

大間原発に反対して自分の土地を売らず原発工事の遅らせた熊谷あさ子さんが残した土地で行われてきた「大間現地集会」と大マグロックというコンサートを今年も開きます。

今年は、大間町の公民館で反原発学習会も開きます。 原子力資料情報室の澤井正子さんの講演です。

去年の大マグロックと現地集会に私も参加し、撮影させてもらいました。

天候が悪かったのですが、屋台が出ておいしいものあり、全国から反原発で集まった人たちと交流ができていい時間を過ごしました。

今年も私は参加します。

澤井さんの勉強会もあるとのことで、楽しみにしています。

学習会「なぜ私たちは大間原発に反対するのか」

日時:2012年6月16日(土)19:00~20:30

場所:大間町立公民館

講師:澤井正子(原子力資料情報室)

主催:大間原発反対現地集会実行委員会(http://nonukesooma.wordpress.com/ )

チラシ:http://nonukesooma.files.wordpress.com/2012/05/20120616-stdy.pdf

第5回大間原発反対現地集会

日時:2012年6月17日(日)11:30~ (集会後13:20から大間町内をデモ。)

場所:青森県下北半島・大間町 大間原発に反対する地主の会・所有地 http://nonukesooma.files.wordpress.com/2012/05/tizu.jpg?w=640 (「大間原発敷地」隣接・一坪共有地) <注意> 本年は「あさこはうす」敷地内での開催ではありません。

主催:大間原発反対現地集会実行委員会(http://nonukesooma.wordpress.com/ )

呼びかけ:核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会(http://hankakunen.exblog.jp/ ) ストップ大間原発道南の会 PEACE LAND(http://peaceland.jp/ )

協賛:大間原発訴訟の会(http://ameblo.jp/ooma/ )

連絡先:大間原発反対現地集会実行委員会事務局(事務局長中道雅史) 青森中央郵便局私書箱17号 TEL:080-6041-5089(阻止実携帯・中道) FAX:017-741-2802 e-mail hankakunen●gmail.com →●を@に変えて送信ください

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撮影報告 その117 大間・山本家 最終日 

2012年5月8日(火) 朝起きると、声がおかしくなっていた。 風邪をひいたらしい。

山本さんは早朝、漁に出かけていった。 朝ごはんをいただき、少しゆっくりした。 今日、午後の船で私は函館に帰る。 その前にもう一度大間の町を見てまわろうと思い、キャメラを持って車で出かけた。 海沿いは霧で真っ白だった。

大間原発 山本家の皆さんには本当にお世話になった。 毎日おいしいご飯を食べさせてもらって、4日間心ゆくまで撮影させてもらった。

私は、大間原発の問題を知ることになって撮影を始めてから、現地の人・大間で暮らす人たちはどんな暮らしをしていて、どんなことを考えているのだろうと考えていた。

そして奥本さんに山本さんを紹介していただき、一家の暮らしをほんの少しだけ共有させてもらい、お話も聞かせていただいた。

山本さんには山本さんの世界がある。 私には私の世界がある。 その世界が重なることもある。

大間原発建設問題は1970年代から長い間に渡っての今だ。 とても複雑で繊細な問題もある。

それでも私は思う。 今こそ、何を大事にして生きていくのか、 ひとりひとりが考えて自分で選択する時だと。 大間の人も、違う地に暮らす私たちも。 山本家に戻ると、朱美さんがトロ箱いっぱいの殻つきウニ、マグロの胃袋、べコ持ち、梅干しなどたくさんのお土産を用意してくれていた。 お礼を言って、また、6月に会いましょうと山本家を後にした。

函館港に着き、野村家に直行。 「あなた顔がヘンよ。」私の顔を見るなり野村さんは言った。 どうやら熱が出てきたようだった。

二人では食べきれないほどのカキをいただいたので、野村さんは竹田さんに電話して、仕事が終わったら野村家に寄ってもらうことにした。 それから石川さんに電話して夕食を野村家に食べにくるように連絡した。 私はソファーに横になってダウンしていた。 野村さんが頭に乗せてくれたアイスノンが気持ちよかった。 この日の夕食。

野村さんが夕食をつくってくれて、豪華な食卓を石川さんと三人で囲んだ。 […]