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山形国際ドキュメンタリー映画祭2017  10月12日 その2

この日にはまだまだ続きがありました。

今日こそは風呂に入ろうと、ホテルに帰ったのですが、ちょっとベットに横になったらうたた寝してしましました。

ハッと起きた時には、大浴場が閉まる20分前くらい前。

浴衣に着替えて慌てて1階の風呂へ。

2階のフロントで風呂の鍵をもらうのを忘れたので、フロントへ行こうとした時、

向こうから浴衣を着た背の高い外国人の女の人がやってきました。

その人に「フロントで鍵をもらうの忘れたから、一緒に入っていいですか」

と私は英語で聞きました。

そして二人で脱衣所へ入り、その人の顔を見るとコンペで大賞をとったアナでした。

「おめでとう!!本当に良かったね。」

と言ってハグをしました。

「授賞式であなたのコメントを聞いていて、本当にあなたの気持ちがよくわかったよ。」

というようなことを私は言いました。

ひとしきり話した後、アナは

「初めて日本の風呂に入るから入り方がわからないの」

と言いました。

きっとアナも、連日飲んで遅くなり、大浴場に入れなかったのだろう。

「大丈夫、私が教えてあげるから。」

二人並んで私が持って来たオリーブ石鹸で体を洗いながら、

ざっと風呂入り方の説明をしました。

「ああ、気持ちいい」

湯船に浸かりながらアナが言いました。

「ヨーコ、毎日こういう風呂に入るの?」

とアナ。

「うん、そうだよ。家の風呂はこんなに大きくないけどね。」

と私。

アナは一人でヤマガタに来たので、表彰式の写真を撮れなかったとのこと。

私はたくさん写真を撮ったから、メールで送る約束をしました。

そして、お互いの部屋番号を教えました。

風呂を上がって荷造りが終わったら、アナが私の部屋に遊びに来ることになりました。

「ヨーコ、いつ湯船から出ていいの?」

とアナ。

見ると真っ赤な顔をしています。

「アナ、好きな時に出ていいんだよ」

と私。

シャワーを浴び、そのままそこでバスタオルで体をふきだしたアナ。

「アナ、体を拭くのは脱衣所でね。」

と私。

そして、深夜1時の少し前、荷造りを終えたアナが浴衣でやって来ました。

すべてが終わって明日ポーランドへ帰るアナ。

かなりリラックスしていました。

私の部屋にはお祝いでいただいたワインや日本酒や泡盛などがたくさんありました。

アナに何を飲みたいか聞くと、赤ワインとのこと。

富士夫さんからいただいた栃木のココファームの赤ワインを開けました。

ワインを飲みながら、色んな話をしました。

私が記念に「風のたより」のヤマガタ記念手ぬぐいを2枚プレゼントしたら、

とても喜んでくれて、1枚は額に飾って1枚は普段使うと言ってくれました。

群馬の岩田さんからいただいた梅ジャムも日本のお土産にとプレゼントしました。

アナは「ちょっと待ってて。」

と言って自分の部屋に戻り、私にプレゼントを持って来てくれました。

ポーランドの大きなチョコレートでした。

ポーランドでは誰でも知っているトラディショナルなチョコレートだそうです。

これを日本に2枚持ってきて、その一枚を私にくれました。

(冒頭の写真がそのチョコです。)

どんな味なのか楽しみです。

英語なので私があまり突っ込んだ話はできませんでしたが、ヤマガタに対する想いや映画をつくっている時の気持ちなど、話をしていて共感できるところが多々あり、嬉しくなりました。

お互いの作品を見ていなかったのですが、私は自分のカタログのアナのページにサインをお願いしました。

アナはものすごく考えて、メッセージを書いてくれました。

私たちは温泉で出会いました。温泉の「せん」は、ポーランド語で「夢」という意味です。諦めなければ夢が叶うのだ。

というようなことを書いてくれました。

そしたらアナも自分のカタログの私のページに、メッセージを書いてと言いました。

私は日本語で書きました。

そして私たちは3時くらいまで飲みながら話し、ワイン1本を開けていました。

ヤマガタの最後の晩。

忘れられない思い出となりました。

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