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「風のたより」関東ツアー その4 ヒジノワ その1

 

栃木県益子町。

ものづくりをする人たちが多く住む町。

ここに集い、感じ、食し、出会い、語り合った濃密な二日間でした。

栃木最後の場所で、一瞬一瞬がキラキラとした忘れられない上映会となりました。

 

矢野さん

 

ヒジノワ。

古い家を改装した集う場として様々な使われ方をしている。

カフェ、ギャラリー、ワークショップ、映画上映のスペースがあります。

写真家の矢野さんをはじめとした何人かの人たちで運営しています。

カフェは日替わりで食事を提供する人か変わるそうです。

五月女尚子さん

 

今回の「風のたより」上映会は、五月女尚子さんが主催してくれました。

彼女はフットワーク軽く色々な場所へ出向き、人と人をつないでゆく人のようです。

関東ツアーのコーディネートをしてくれたありちゃんの友人・ミキさんが繋いでくれたご縁でした。

ミキさんは栃木市の嘉右衛門長町でLydie tells a small lieというアクセサリーショップをやっています。

今回は託児スタッフとして参加してくれました。

 

左からミキさん、娘のオトちゃん、ありちゃん

 

 

五月女大介さん

 

尚子さんの旦那さまは、五月女大介さん。

東京でDJをして暮らしていた大介さんは、3.11を機に故郷栃木に戻ってきました。

そして竹細工の職人の方に弟子入りし、現在は独立して益子の近くの茂木に暮らし、竹細工をつくっています。

今回は、製品の販売と、トークセッションに参加してくれました。

 

藍染職人の青木伴文さんも参加しました。

大介さんのご両親も見にいらしてくれました。

お母様と大介さん。

左から、うたし農園の廣崎順子さん、お手伝いに川西ガラスの中江綾さん

上映会はご飯付きです。地元の素材でつくってくれました。

竹の器は、大介さんがこの日のためにつくってくれました。

スクーン、スピーカー、プロジェクターが常設になったのは、つい2週間ほど前とのことです。

受付をやってくれたのは宇都宮大学3年の小泉泰英さん。

小泉さんは農業を学び、日本が古来から大切にしてきたものや神社などを勉強しているそうです。

上映の合間にお話が聞けてとても楽しかったです。

山田農場のチーズも販売しました。

「風のたより」関東ツアー 番外編 その2

2017年6月26日。

あっちゃーふぁーむからの、このスカッとした眺めを目に焼き付け、

一平ちゃん、ゆきさん、むぎちゃんと別れる。

この出会いをつくってくれた富士夫さんと一緒に、

「空想の森」の縁から「風のたより」の製作を協力してくれた

すぎな農園の竹渕さん、農カフェの岩田さんに会いに行く。

赤城の竹渕さんの田んぼ。「循環森やまの家」のすぐ近くにある。

只今竹渕さんは、倉渕から赤城に引越しの真っ最中。

田んぼと畑は2年前から赤城で始めている。

ニワトリはまだ倉渕の鶏舎にいるので、行ったり来たりの毎日とのこと。

鶏舎ができないことにはニワトリを連れてこられない。

赤城に鶏舎を急ピッチで建設中。

ようやくできた一つめの鶏舎。確かにキッチとした感じだ

これから、これと同じものをあと5棟つくるのだ

6畳ほどの鶏舎を3つ並べてつなげた建物を2棟作る予定。

只今、ようやく一つできたところ。

「今回はきちんと作りすぎて、体の具合が悪くなっちゃった。

いい加減に作るほうが性に合っているみたい」

と進さん。

ここに自宅を建てる。下の段も敷地がある。

自宅を建てる土地も案内してもらった。

秘密基地のようなところだった。

ここで家づくりワークショップをしながら

家を建てるという。

竹渕さんが倉渕から赤城に引越しすることになったのは、

こんなことがあるからです。

「循環森やまの家」の玄関の前で。

左からミヤコさん、私、竹渕進さん。

竹渕さんの仲間で、ミヤコさんという女性がいます。

ミヤコさんは長年、児童養護施設で働いていました。

ここ何年か、その仕事と自分の暮らしを一つのものにしたい!

と思うようになってきたそうです。

そんな時、ご縁があってこの赤城の山の中に別荘として使われていたお家を使わせてもらえることになったそうです。

中でお茶とお菓子をいただきました

そして今、ここに移り住み、施設の子供たちを受け入れて

この家で一緒に暮らしながら18歳まで育ててゆくことになりました。

この家は、ここで暮らした子供たちの実家になるんだなあ。

今、二人の男の子がこの家で暮らしています。

「私、子供たちのお母さんになるんです。」

とミヤコさん。

そのお手伝いを竹渕さん夫婦はしています。

こどもたちの夕食を作ったり、

竹渕さんの田植えや畑仕事を子供たちと一緒にやったり。

進さんは男の子たちのお父さん的存在とのこと。

今回、赤城の森やまの家の全容がようやくよくわかりました。

感動しました。

竹渕さんも新たな道を進んでいるのでした。

「循環森やまの家」HP  http://46banchi.wixsite.com/46banchi

そして赤城から榛東村の岩田さんの家へ。

相変わらず風通しよくて気持ちのいい家だった。

竹渕さんのお連れ合いの智子さんも合流。

岩田さんの妹のひさこちゃんも、お昼休みでご飯を食べにやってきていた。

私たちも一緒に少し遅いご飯をみんなでいただいた。

久しぶりに会ったけど、久しぶりじゃない感じもした。

ただ、娘のゆかりちゃんが大きくなっていたのには驚いた。

今日はたまたま学校を休んでいて会うことができた。

もうすぐ私の背も越されそうだった。

撮影していた時は私にまとわりついてきたのに、すっかりお姉ちゃんになっていた。

弟の幸生君は保育園に行っていて会えなかった。

とてもよく喋る子になったらしい。

今度会うのが楽しみだ。

出会ってからもうすぐ10年くらいになる。

映画が繋いでくれた縁。

ありがたいです。

今回もエキサイティングで温かい気持ちになる上映の旅でした。

左から、竹渕進さん、竹渕智子さん、岩田忠男さん、私、岩田紀子さん、富士夫さん

群馬県の赤城山麓にある小さな家の暮らしです。

「風のたより」関東ツアー その3 あっちゃーふぁーむ その5

2017年6月27日。

早朝、トイレに起きて外に出ると、

なんとも言えない清々しい空気。

人参の花。

きれい。

種をとるそうだ。

あまりの気持ちの良さに

しばしベンチに寝っ転がる。

ちびんとムギちゃんがセットでのっかてくる。

うれしい。

この笑顔。

かわいすぎる。

富士夫さんも起きてきて、マサラとむぎちゃんと散歩。

一平ちゃんは朝の収穫へ。

草木堂を通して、東京へ出荷されるそうだ。

天気最高

朝ごはん。

「昨日の晩は、楽しかったー。久しぶりにお腹を抱えて心から笑いました。」

とゆきさん。

昨晩は、竹渕さん、ありちゃん、富士夫さんと私が泊まって、

夜遅くまで話に花が咲いた。

一平ちゃん、ゆきさん、むぎちゃん、

二日間に渡って、本当にありがとうございました!!

「風のたより」関東ツアー その3 あっちゃーふぁーむ その4

嬉しい再会。

倉渕のすぎな農園の竹渕さん。

私の1作目の作品、「空想の森」を群馬で初めて上映してくれた人だ。

それから、色んな縁がつながっていった。

プリン、美味しかった。

倉渕の丹羽さん。

草木堂の田中さん。

パン屋さんもやってきた。

ゆきさんもサラダバーの準備。

瓶は自家製のドレッシング。

とても美味しい。

ゆきさんは、なんでも自分で作りたい人なのだ。

自家製マスタード、タバスコも絶品だった。

野菜は無くなったら、横の畑にとりに行って補充。

なんて贅沢なサラダバーなのだろう。

納屋では、上映の準備もバッチリ!

富士夫さん、イイ顔してるなあ。

上映前、即興ミニライブ。

「空想の森」、「風のたより」でもお世話になった小松さん夫妻も来てくれた。

嬉しかった。

茂樹さんが農家の顔になっていた。

一平ちゃんと同じ町内会のおじいちゃん。

「一平ちゃんの応援団長なんだ。」と。

この土地に一平ちゃん家族が来たことを心から喜んでいた。

このイベントをユーチューブにアップしたいからと、私も取材を受けました。

食べ物屋飲み物を持って、

急なハシゴを登り二階の上映会場へ。

意外と涼しい風が入ってきました。

上映後、一平ちゃんご挨拶。

左から、富士夫さん、私、ありちゃん、渡良瀬エコヴィレッジの町田佳子さん、その旦那さん

「風のたより」関東ツアー その3 あっちゃーふぁーむ その3

2017年6月25日。

朝、雨は少し降っていたが、そのうち止みそうだ。

一平ちゃんは、野菜の収穫。

今日のノマド市であっちゃーふぁーむは、食べ放題のサラダバーをやるのだ。

ゆきさんはご飯の支度。

お米は羽釜で炊いている。

近所の神社からもらったバケツに水を入れ、野菜を綺麗に洗い、虫やゴミを丁寧にとっている。

神社から毎年バケツがもらえるとのことで、重宝しているとのこと。

今年で6個目のバケツをもらった。

富士夫さんは出店が並ぶ場所の整地作業。

ご飯が炊き上がった。

ありちゃんとみやこさんはおにぎり作り。

受付

準備の合間に朝ごはん。

富士夫さんの出で立ちはいつもカッコイイ。

出店する人が、ワラワラとやってきた。

みんな慣れた人ばかりで、どんどん店ができていった。