2009年1月30日 中医研だより pdfで記事を見る
2008年12月14日に高崎上映会(群馬県)を主催した竹渕進さんの上映会報告です。
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2009年1月30日 中医研だより pdfで記事を見る 2008年12月14日に高崎上映会(群馬県)を主催した竹渕進さんの上映会報告です。 志木上映会が無事終了しました。 今回は、監督の田代が会場に行けなかったので 上映実行委員の増村さんに上映会の様子を報告してもらいました。 志木上映会レポート 1月24日土曜日、19時から「空想の森」を上映しました。 人気のホールで、18時から22時までしか借りられず、30分で開場できるか。 映像や音声のチェックをし、椅子を並べて、ボードにダウンロードした紹介記事を貼りました。 準備中に一本、問い合わせの電話あり。「当日でも大丈夫ですか」。 「大丈夫です!」思わず力が入りました。 すぎな農園にて。竹渕さんご夫妻。進さんと智子さん。 2008年12月14日。 「空想の森」高崎上映会。 高崎では、 なんと言ったらいいのか・・・。 言葉で言い表せない喜びや感動を、 高崎の実行委員のみんなと味わった。 私にとって一生忘れられない上映会となった。 受付 右が甲田君、真ん中が田中さん 午前1回午後1回。 2回上映をした。 午前は冷たい雨が降っていた。 午後からは陽がさしてきた。 なんと、合わせて約100人のお客さんが見に来てくれた 。 その中には、赤ちゃんや5歳未満の子供たちも結構いた。 子供たちは上映中、スクリーンの前に敷いた絨毯の上で きゃっきゃっとはしゃぎまわたっり、 泣いたり笑ったり、映画音楽を口づさんだり。 そりゃもう、楽しそうだった。 お客さんはくすくすとよく笑っていた。 上映後の質疑応答。 年配の男性が、 まず、上映の雰囲気がすばらしかったと言った。 子供たちのはしゃぐ姿がスクリーンの中の映像とマッチして、 それをふくめて、楽しめた映画会でしたと。 まさにその通りの上映会だった。 男性が、新得バンドの音楽がとってもよかった、 素晴らしかったと言った。 そのせいか、今回は CDがパンフよりもよく売れた。 あともうひとつ、とても嬉しかったのは、 ナレーションと字幕が、絶妙にいいと言われたこと。 これは、言葉選び、間、どこまで説明するかなど、 非常に考え悩んだことであったので、 本当に嬉しかった。 お客さんは子供たちの泣き声や笑い声やはしゃぐ姿を あったかくみまもりながら、または映画の一部として楽しんでいた。 誰一人、うるさいなどと言う人はいなかった。 竹渕さんが中心となって募った上映実行委員会のメンバーも10人以上いた。 若い人が多い。だからなのか、なんか活気がある。 受付、駐車場係りなど、みんなで仕事を分担して張り切っていた。 この2ヵ月、仕事の合間を縫って、 説明しにくいこの映画の宣伝を、一生懸命やってきた。 そしてみんなの力でこんなにお客さんを集めたのだ。 高崎上映委員会のメンバー 上映後、会場の近くで、まずは簡単な打ち上げをした。 共働学舎のチーズと 実行委員の田中さんのつくったワインとデザートなどを みんなでいただいた。 そして実行委員のみんなが一言づつ、自己紹介や感想などを言った。 この時点で私は泣きそうになっていた。 […] すぎな農園にて。竹渕さんと飼っているヤギ。 名前は「マキバ」 東京はポレポレ東中野で、「空想の森」をみた、竹渕進さんが 自分の町で上映会をやりたいと思い、 仲間を募って、高崎市で、「空想の森」上映実行委員会を立ち上げた。 2008年12月14日。 一日2回上映をして、約100人の方が見にいらしてくれました。 NHK札幌放送局 第2スタジオにて 「北海道ドキュメンタリー番組研究会」 11月6日。札幌へ向かう。 10月末に風邪をひき、3日寝込んだ。 治ったと思いきや、 11月頭、再び高熱を出し、4日間寝込んた。 どうなるかと心配したが、時折咳き込むことがあるものの、何とか回復。 事の始まりは4月。 札幌でのお披露目上映会で、NHK札幌のチーフカメラマンの 太田吉治さんが見にいらしてくれた。 上映後に、「ぜひ若いカメラマンに見せたい。」 と高揚した声で私に話しかけてきたことをよく覚えている。 そして、この度、「北海道ドキュメンタリー番組研究会」が開催されることになったのだ。 このような研究会は、今までもやってはいたのだが、NHK内部でのものだったとのこと。 今回、外部から講師を呼んでの研究会は初めてだそうだ。 私がプロのキャメラマンの人たちにお話することなんてあるのかと 思ったりもしたが、同じ映像作品をつくる者として、自分の経験が いい作品をつくることに、少しでも役にたてばいいなあと、お引き受けした。 釧路、帯広、旭川、函館放送局からも参加者がやってきて、総勢20名ほど。 ほどんどが若手のキャメラマン。女性は1名。 ベテランの太田さんもいらした。 制作技術部の鴻野福部長がご挨拶。 そして、参加者一人一人が自己紹介。 私もご挨拶。構図がどうのなどと考えないで 映画を楽しんでくださいと言った。 上映開始。 私は一番後ろの席で観た。 シーンと観ている。 みんな面白くないのかなあと少々不安になった。 しかし、お披露目に見に来てくれた 太田さんだけが宮下夫婦のくだりなどで くすくすと笑っていた。 左より 沖中勝久さん(構成番組PJ) 中村広志さん(撮影デスク) 上映後、中堅どころの沖中勝久さんが進行役になり、話をすすめていく。 基本的に質疑応答形式。 「自分たちの画とまったく違う。うらやましい。」 と言う人がいた。 被写体との関係づくりに関しての質問が多かった。 あとは、撮影や編集に関してなど。 私は自分のやってきたこと、その中で考えたこと、 思い至ったことなどを話した。 話すのは苦手な私だが、 話し出したら結構しゃべっていたのには 自分でも驚いた。 みんな悩み、葛藤しながら撮影をしている。 きっと撮影をする限りはついてまわることだと思う。 私も。 そんな中で空想の森をつくった私の経験が 何か少しでも役にたてばいいなあと思った。 […] |
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